1.セルフイメージ=自分に対する思い込み

恋愛がうまくいかないというご相談を頂いたときに、その方のセルフイメージを探ってみることがあります。
私たちにはそれぞれ、セルフイメージという「自分に対する思い込み」があります。
セルフーメージはその人の人生なかにある、どう愛されたのか、どう愛されなかったのかという経験が心の底に刻まれてできています。
たとえば、母親が自分の弟ばかりをかわいがっている女性で、男性から大切にされない恋愛ばかりをしている人がいました。
私が感じた彼女のセルフイメージは、「自分が愛されるためには何かをしなければいけない」というものでした。
母親の目がいつでも弟に向いているので、自分が母親の注目を引こうとしたら、何か褒められるようなことをしなければいけなかったのです。
彼女は母親が喜びそうなことであれば、良い成績を取るために努力をするようになりました。
そこに彼女の好き嫌いは関係なくて“母が喜ぶかどうか”が大切なのです。だから、ずいぶんとしたくないことでも我慢して努力をしてきたところがありました。
そのため恋人ができると、相手が喜ぶのならば、したくないことでも我慢して尽くし過ぎてしまうという恋愛パターンをもつことに。
それに、いつでも自分のほうに目が向いていない、ちょっと冷たい雰囲気の男性を好きになるクセがありました。
もちろん彼女は、頭では自分を大切にしてくれる人を求めていました。
でも、心の奥底のほうに「なにもしないと愛されない」というセルフイメージがあるために、いつでも自分のほうに目が向いていない男性ばかりを好きになっていたのです。
それはお母さんに感じていたものと同じ感覚です。「自分が何もしないで無条件に愛される」ということが信じられないのです。
このように、「自分が愛されている」というセルフイメージがもてないと、恋愛ではいろいろな問題が起きてくるのです。
そのような女性が、カウンセリングやセラピーを通じて「自分は愛されていい」と考えだすと、出会える男性が変わっていくことがあります。
ちょっと信じがたいかもしれませんが、「自分をどう扱っているのか?=人にどう扱われるのか?」なのです。
あなたが自分はたいしたことのない人間だと思っていると、相手もあなたに対して同じことを感じるようになります。あなたが自分に対して思っている気持ちを、そのまま相手ももつようになるのです。
ですから、良い恋愛をしたいと思ったら自分のセルフイメージを高めていくことが一番の近道です。
2.自分をどう扱うか=人からどう扱われるか
「主人はいつも自分勝手で、自分の意見ばかりを通して、私の望みなど聞いてもくれない」と怒っている女性がいました。
彼女の父親もこのようなタイプで、「オレに逆らうな。オレの言うことを聞いておけばいいんだ」と一方的に決めつけるタイプでした。
そのため、ご主人が少しでも不機嫌な顔をすると、「私の気持ちなんか言ってもムダだろう…」となにも言わずに諦めるようになったのです。
それはお父さんに感じていたのと同じ気持ちです。彼女のなかには「自分の意見など持ってはいけない。自分の願いは叶わないだろう。」と言うセルフイメージがあったのです。
ですが、ある時、どうにもこうにも体調が悪かったときに、「ちょっと買い物に行ってきてほしい」と頼んだのです。
ご主人の返事はあっさりと「いいよ」というものでした。ぜんぜん嫌な顔もしていませんでした。今まで彼女がご主人にまったく頼みごとをしてこないので、ご主人も役に立ちようがなかったのです。
この経験を通して、彼女は自分を見る目とご主人を見る目を少しずつ変えていきました。自分を大切に扱うようになると、あなたを大切に扱うような男性が現れるというお話です。
「自分をどう扱っているのか?=人にどう扱われるのか?」です。
最近、人からの自分へのあたりがキツく感じるときにも見直してみてください。人は鏡ですから、自分がどんなセルフイメージをもっているのかが映し出されるのです。
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