1.不安の先取り

「最近、彼からのLINEの返事が遅い。もしかして飽きられた?」
「男友達と遊びに行くといいながら、本当は浮気しているんじゃない?」
「元彼の時みたいにまた浮気されたらどうしよう。今度は立ち直れないな」
恋をすると、起ってもいないことに不安を感じるようになります。自分でも考えすぎだと思うけれど、なかなかやめられないのがつらいところ。
起ってもいないことを考えてモヤモヤしてしまうことを「不安の先取り」といいます。
これから先に起こるかもしれない最悪の事態を想像して、心にそのイメージを先取りすることで、実際に起きたときの心の痛みを軽減させるメリットがあるのです。
だから、実際に事態が起きたときには、「やっぱりね!怪しいと思ったのよ!」「やっぱりね、浮気すると思ったのよ!」と心の準備ができているのです。
でも、これは当然のことですよね。疑う心をまったくもたなかったら、それはそれであぶなっかしい。
不安の先取りは防衛本能として、私達の心を守るためにはたらいているだけ。
だけど、時々心の準備をし過ぎてしまう人がいます。
2.最悪な想定をしてしまう人たち

恋愛相談を聞いていると、多くの人が起ってもいない最悪な想定におびえて毎日を過ごしています。
それもそのはずで、心には時間軸がないんですよ。時間軸がないから、最悪な想定をイメージしているときには、それが“あたかも現実に起こっているかのような気持ち”を感じています。
つまりは、彼からのLINEの返事がこのまま来ないのではないかとイメージしているときには、あたかも音信普通にされた時の気持ちを感じているし。
彼が浮気をしているに違いないとイメージしている時には、あたかも浮気された女になった気持ちを感じているのです。
つまりは、何も起こっていないにもかかわらず、すでにそれが起ったかのような不安を感じているのです。だから、不安の先取りといいます。
そして、もっと大変なのは、すでにそれが起ったかのような気持ちのまま、彼にLINEを送ったり、彼とコミュニケ―ションをしてしまうこと。
すでに起こったかのような気持ちで、「ねぇ、他に好きな人でもできたんじゃない?」「私のこと嫌いになったら言ってね」なんてことを言ってしまうのです。
彼にしたら「は?なんのこと?」という話なのですが、不安の先取りに巻き込まれると疑い深くて面倒な女になっていくのです。
3.あたかもそれが起こったような感情を感じる

でもね、せっかく恋愛をしているのに、せっかく彼がいるのに、それってもったいないと思いませんか?
1000歩譲ってその最悪な状況が起きるとしても、いつどのような状況でなにが起こるかなんて、わからないじゃないですか。
だから、最悪の状況になったときの気持ちの準備なんて、本当は誰にもできないのです。
気がついてほしいことはふたつあって、
不安の先取りをしているときは、
あたかもそれが起ったかのような感情を感じやすい。
あたかもそれが起ったかのような感情で、
彼とコミュニケーションを取りやすい。
すると、必要以上に疑い深くて落ち込みやすい状態で、彼に接することになっちゃうんです。思い当たる人、けっこう多いんじゃないかな?
「不安の9割は起こらない」なんて言葉があるけれど、それは本当。
結局、恋愛不安のほとんどは取り越し苦労で終わっちゃうはず。
4.恋愛が壊れる理由は不安からくる“自滅”

恋愛が壊れる理由の5割ぐらいは、不安からくる“自滅”といってもいいでしょう。
ポイントは、
相手ではなくて自分を気にすること。
不安の先取りはそもそも相手を軸にして物事を考えています。
「彼にLINEをスルーされたらどうしよう」
「返信がなかったらどうしよう」
「なにかあったのかな?」
「もしかして私、嫌われている?」
彼の気持ちを探りたくなりますが、存在するのは「彼からのLINEの返事がまだない」という事実だけなのです。
それ以上でもそれ以下でもないので、いろいろな深読みをするのをやめてしまいましょう。
不安に思いながらも返事を待つのは時間がもったいないので、返信が来るまでは自分の仕事や趣味に専念したり、自分がしたいことをするほうがいいのです。
相手よりも自分を優先することで、不安はだいぶ軽くなるはずです。
好きな人との関係が長く続くかどうかは、いかに不安を軽くするかがポイントです。よかったらカウンセリングでもご相談くださいね。
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