どう見られているか、つい気になってしまう。
空気を読みすぎて、言いたいことが言えない。
誰かに嫌われたらどうしようと思ってしまう。
そんなふうに、人の目が気になって生きづらさを感じている人は、決して気が小さいわけではありません。
むしろ、あなたはとても優秀で、観察力のある、よくできた子だったのです。今回はその「人の目が気になる心理」の奥にある、母親との関係に注目してみましょう。
1.人の顔色を読むのは、愛されるために必要な力だった
言葉にされなくても、怒っているかどうかを察知したり、気を遣って静かに過ごしたり。そんな経験がある方は少なくないはずです。
実は、人の目が気になるという感覚は、母の機嫌を読む力の延長線上にあります。
母親が不機嫌だと家の中の空気が悪くなる。
がっかりされないように、怒られないように、いい子でいようとする。
その結果、人の目をよく観察する力が磨かれて、今、何を求められているか、どうすれば嫌われないかに敏感になるのです。
それは人に気を遣いすぎる性格ではなく、子どもの頃に身につけた、生きるためのスキルだったのです。
2.自由な子は、母の不安を刺激する
たとえば、
・親の知らない場所に行くと叱られた
・自分の考えを言っても否定された
・目立つと恥ずかしいと言われた
こんな経験があるのであれば、あなたはけっこう自由な子供だったのかもしれません。それが、お母さんにとっては「心配のタネ」にもなりうるので、叱られるのです。
こんな経験があるのであれば、あなたはけっこう自由な子供だったのかもしれません。それが、お母さんにとっては「心配のタネ」にもなりうるので、叱られるのです。
こうした体験が続くと、お母さんを不安にさせないようにしよう、期待にこたえるように振る舞おう、とする気持ちが根づいていきます。
その結果、人の目を気にして、自分の本音よりも、他人の反応を優先してしまうという生き方が、無意識に身についてしまうのです。
3.だからこそ、これからははみだす練習を

あなたはこれまで、本当によくやってきました。親の期待に応え、人に迷惑をかけず、空気を読んで、誰かを不快にさせないように生きてきたはずです。
でも、これからはもう少し、はみ出してもいい練習をしていきませんか?
たとえば、
・言いにくいけれど、自分の本音を一言だけ伝えてみる
・いつもなら遠慮してしまうことを、あえて一回やってみる
・人にどう思われるかではなく、自分がどう感じたいかで行動してみる
最初はきっと、怖さや違和感があると思います。だって、お母さんには叱られたことをするから。
でもそれは、自分を取り戻すために必要な通過儀礼です。
でもそれは、自分を取り戻すために必要な通過儀礼です。
4.気にしすぎる私を卒業するために
気にしないように生きようと無理に思い込むよりも、その感覚を持ったまま、少しずつ自分の気持ちにOKを出すことを始めてください。
人にどう見られるかより、自分が自分をどう扱っているかの方が、心に深く影響します。
5.母の不安を守ってきたあなたへ
それは、あなたが誰かを守ろうとした証拠です。母の不安を察知し、家の空気を壊さないように頑張ってきた、あなたなりの愛のかたちです。
でも、もうそろそろ、誰かを守る生き方から、自分を守る生き方へシフトしてもいいのかもしれません。
人の目が気になるときは、また優しさでブレーキを踏んでるなと気づいて、ほんの少し、自分の気持ちにハンドルを戻してみてください。
あなたの人生は、あなたのものです。
いい子ではなく、自由な人として、これからの道を歩いていきましょう。
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