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目次
【実録】結婚がしたいのか、僕と結婚がしたいのか?
1.女のしくじり
2.男は見抜いている


1.女のしくじり

だいぶ昔のことだから書ける、私の実録シリーズ。今だからこそ笑って話せる、実体験の数々です(笑)

その昔、私には長く付き合っている彼がいました。一緒に住んでいたので、当然のことながら結婚するものだと思っていました。

結婚の挨拶をしたわけではないけれど、双方の両親にも会っていましたし。このままいけばいつか結婚するだろうと思っていました。

25歳ぐらいの頃だったのかな。「そろそろ結婚する?」と彼に言われたことがあります。当時美容師の仕事がおもしろかった私は、「今は仕事がしたい」と断ったのです。

それに、私はもともと子供が欲しいと思っていませんでした。彼のことは好きだけど、子供はちょっと…。自分のなかで結論が出せないままでした。

だから、とりあえず「今は仕事がしたい」と先送りしたのです。彼は「わかった」とだけ言いました。


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28歳になったあたりで、美容師の仕事をしていることがだんだんとツラくなりました。あれだけ面白かった仕事にやる気をなくして、自分の美容師としての能力がさほどでもないことに限界も感じていました。

ただその頃、彼と私の関係には距離感ができていました。彼が遠くに転勤になったこともあり、月に一度会えるかどうかだったのです。

彼の存在があたりまえになり、あまり感謝もしていませんでした。物理的にも離れましたが、心の距離もだんだんと離れていきました。

30歳になった頃、もう仕事を辞めたいと考えるようになりました。でも、それを彼には言えなかったのです。

そのかわりに、「そろそろ先のことを考えたい」「結婚するつもりがないのならば、付き合っていても仕方がない」と遠回しに結婚を急かすようになりました。

それから半年ほどして、彼から突然に「ゴメン、結婚できないわ。本当にごめん」と言われてしまったのです。しかも電話で。

私は言葉で「結婚したい」とは伝えませんでしたが、彼なりに何かを感じとり考えてくれたのだと思います。「そろそろこの関係はっきりさせなきゃいけない」って。

2.男は見抜いている

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今だからこそ、振り返るとわかるんですよ。

「こいつ、“僕”とじゃなくて、“結婚”がしたいって思っているんだろうな」と感じさせちゃったんだろうな。私が“結婚を逃げ”に使っていることぐらい、彼だってわかっていたんですよね。それが多分、別れの理由。

「僕とじゃなくて、結婚がしたいんでしょ」というあたり、男性はけっこう敏感に見抜くものなのかもしれません。

彼の存在を“結婚の手段”に使ってしまうと、男の人って気持ちがアッという間に引いていきます。だってそれは、幸せにしてもらおうと依存しているのだから。

ましてや、そんな気持ちで子供を産んでもらっても、ちっとも嬉しいとは思えなかったのでしょう。逃げの結婚、逃げの出産。そこにお前の幸せはあるのか??

結婚している人を見ると、「結婚がその人を幸せにした」ように見えます。だけど、多分そうじゃない。

結婚するから幸せになるんじゃなくて、一人でもすでに幸せな二人が結婚するから幸せになれる。そういえば、ある女優さんが言っていた。「ひとりで生きていく自信がついたので、結婚することにした」と。

私はそのあたりのことがわかっていなかったみたい。苦い思い出だけど、これが私の学んだこと。

そういえば、私に次の結婚のチャンスが来たのは、仕事をめちゃくちゃ頑張り、プライベートでも心からおひとりさまを楽しんでいた頃だった。

結婚って、案外そんな時期にやってくるものかもしれない。



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