
1.私の口癖VS彼の口癖

今でこそ恋愛カウンセラーをしている私ですが、私にも恋愛がうまくいかない頃がありました。10年ほどお付き合いしている彼がいましたが、
恋愛がうまくいかない頃の私の口癖ベスト3は、
第一位「なんでわかってくれないの?」
第二位「どうして〇〇してくれないの?」
第三位「言わなくてもわかってほしい」
でした。長いことお付き合いしている彼のことで、かなりイライラしていたのです。彼はよくいえばとても自由な人でしたし、わるくいえばかなりマイペースな人でした。
そんな彼と付き合うために、私はよくいえば手がかからない彼女を演じ、わるくいえば心の中は不満だらけだったのです。
我慢して我慢して我慢して、それでも我慢して我慢して。我慢しきれなくなると、大爆発を起こすなんてことをくり返していたのです。
大爆発は半年に一度ぐらいのペースでやってきます。手がかからないはずの彼女が突然に怒り出すのですから、彼もビックリしてしまうんですよね。
その頃の彼の口癖ベスト3も発表しておきましょうか。
第一位「言ってくれなきゃわからない」
第二位「その時に言わないとわからない」
第三位「言ってくれたらやるのに」
でした。でもね、彼がいう「言ってくれなきゃわからない」は、女性にしたらカチンとくる言葉ですよね?
「いちいち言わなきゃわからないってこと?」「言われる前にやってほしいのよ」「察しなさいよ!」と思うのが、オンナゴコロというものだから。
だけど、今の私ならわかるんです。
男たちは、「本当に言われるまでわからないんだ」ということが。
2.女性の愛し方とは

そもそも女性は直感的に相手がしてほしいことを感じることができます。たとえ相手がなにも言わなくても、相手がしてほしいことがなんとなくわかるのです。
なぜならば、女性の感じる力はもの言わぬ赤ちゃんを無事に育てるための本能であり、女性に授けられた能力だからです。
たとえば、子育てママたちは、赤ちゃんの泣き声だけを頼りに「ミルクかしら、オムツかしら、眠いのかしら、それとも?」と察していきます。それってすごい能力なのですよ。
子育てというのはひとつの例ですが、女性は大切に思う相手のことをつねに察して生きているので、とうぜん相手も察してくれるものだと思い込んでいるところがあります。
ですが、じつはここに大きな落とし穴がありましてね。ここだけはよく読んでほしいのですが…
男性にも自分と同じように「なにも言わなくても察することができるはずだ」「黙っていても愛情を注ぐことができるはずだ」と思い込んでいるのです。
ですので、女性は“自分がしてほしいことを、わざわざ言葉にすると、それは要求をすることだ”と思ってしまうところがあります。
女性にとって察することてあたり前の感覚なので、自分のことを大切に思うのならば、なにも言わなくても愛の手を差し伸べてくれることが当然だと思ってしまうんですね。
だからこそ、時には男性をテストしてしまうこともあります。わざわざ黙り込んで不機嫌になり、彼がどれぐらい気づけるのか、彼がどれぐらい手を差し伸べてくれるのか、ついつい試してみたくなるのです。
男性にしたら、黙っている相手の要求を読みとり、頼まれてもいないのに相手の面倒をみなければいけないのですから、なかなかハードルが高いことなのです。
だから、そのようなまるでエスパーを養成するためのテストをしたところで合格できる男性はほとんどいません。だってね、男性はなにかしてほしいときは“自分からハッキリと言う生き物”だから。
頼まれてもいないことを自ら進んでするということは、あまりないのです。頼まれてもいないことは、男性にとっては余計なことになるからです。
こういうのって良いとか悪いじゃないんですよね。いわゆる男女の違いなんですよ。そのあたりのことを知っておくと、女性はもっとラクに生きられそうですよね。
3.男性の愛し方とは

冒頭に書きましたように、手のかからない彼女を演じていた頃の私はよくこんな態度をとっていました。
彼に察してほしいときの「私の態度ベスト3」
第二位 物音をたてたりして不機嫌をアピール
第三位 話しかけられても答えない
長年のリサーチによりますと、このような態度をとっても大多数の男性は、「彼女はいま不機嫌だな」と気づきもしないようです。そんなときは無意識に感情のスイッチを切り、ゲームとかしています。
ごく少数「あれ?彼女は怒っているようだぞ」と気がつく男性がいるのですが、「なんだか面倒だから関わらないようにしよう」とそっと距離をおくのです。
これでは機嫌が直るところか火に油を注ぐ結果にしかならないので、どうしたらいいのかを考えたいところですよね。
まずは、なるべく待つことをやめてみましょう。男性は誰かに頼まれる必要があります。誰かに頼まれてこそ「よし、いっちょやってやるか」となるんです。
女性は自分が言わなくても、男性が自分から行動してくれることを待ち続けています。ですが、それがなかなか伝わらないので、イライラしているわけです。
でも、その時には言いたいことを相当に我慢している状態なので、女性側の怒りは大爆発寸前にまで達しています。
我慢に我慢を重ねているので、「なんであなたはわからないのよ!」と怒りを使った頼み方になってしまいます。
こうなってしまうと彼が頼んだとおりにしてくれても、まったく嬉しい気持ちを感じることができなくなってしまいます。
4.言わなきゃわからない男たちに愛を込めて

このブログを読んでくださる皆さまであれば、「きっとかわいくお願いしろって言うんでしょ」と察してくださるのではないでしょうか?
でもね、いきなり甘えるように頼むことは難易度が高いのです。まずは、相手が確実にお願いを聞いてくれて、積極的に動いてくれるような体験をする必要があります。
最初のステップとしては、簡単で小さなことをあえて頼んでみてください。
たとえば、買い物の荷物を持ってもらうとか、食べた食器をシンクに運んでもらうとか、電球を変えてもらうとか、電子機器のセッティングをしてもらうとかを、彼ができる簡単なことをあえて頼むのです。
次のステップは、小さなことをしてもらったときこそ、大きく喜ぶことです。彼がもしそのお願いを聞いてくれたら、その瞬間にすごく喜ぶ素振りを見せるとか、いつもよりもニッコリと口角を上げて笑うとかです。(犬と男はすぐに褒めないといけません...)
これを繰り返し、最終的には、「言わなくてもわかってほしい」という気持ちは捨てて、「いつ」「なにを」「どのように」してほしいのか、具体的に頼めるようになるといいですね。
男性は自分がしたことが当然のことではなく、女性を喜ばせることだとわかってくると、あなたからの頼み事をもっと聞いてあげようと頑張ってくれます。
そういえば、とてもモテる女性がいまして、こんなことを言っていたんですよ。
『感謝の言葉までが頼みごと』
なかなか名言だなと思いました。たしかに感謝の言葉は次の行動への意欲になりますよね。言わなきゃわからない男たちに、どうかあなたの愛を届けてあげてくださいね。