こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。


「腐れ縁」という言葉がありますが、あまり良い印象としては使われていないのかもしれませんね。


その昔は、「鎖縁」といったそうで、鎖のように切っても切れない強く結ばれたふたりという意味で使われていたようです。


それだけに、強く求めてしまうのは、仕方ないのかも?

***

別れたりやり直したりをくり返しているカップル。
付き合っているときはケンカが多くて、うんざりとしてしまう。


「やっぱり、私たち合わないんだよね」と別れてはみるものの、しばらくたつとさみしくなって、どちらからともなく連絡を取ってしまう。


そんなことをかれこれ何度も繰り返しているうちに、「こんなことしていて、結婚できるのだろうか?」と不安になってしまうことがあるんです・・・と。


長らく不倫関係にあるカップル。


もう別れなきゃと思うから別れるんだけど、彼から連絡が来るたびに離れがたくなってしまう。そんな繰り返しで、この関係ももう3年になる。


付き合っていても苦しいし、別れても苦しいし。これだと、結局どちらにも進めないんだと、最近になって気がついたんです・・・と。

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この苦しみがわかるとうなずいてしまう人、少なからずいるのではないでしょうか?


傷つけあうようなケンカが多くなったり、この関係の先が見えなかったり、なんのために一緒にいるのだろうかと思ったり、会いたいときに会えなかったり、相手の冷たさに悲しくなったり。


付き合っているときは、すごく苦しいんです。
だから、離れます。


離れてみると「一緒にいる時に感じていた苦しい気持ち」からは、解放されるのですが、またすぐ次の苦しみがやってきます。


なんかさみしい、心がザワザワする、このままずっとひとりだろうか、誰かに彼を取られてしまったらどうしよう、私のことなんか忘れてしまうかも、私さえ我慢すれば本当はうまくいくのではないか、今ならまだ間に合うかも。


そんな苦しみに耐えきれなくなり、またすぐもとに戻りたくなります。
一度感じたその苦しみは、強烈なものとなり、さらに彼への執着心を強めます。


だけど、一緒にいるとまた苦しくなって、また別れたくなり、どんどん繰り返しのループにハマっていきます。


これはとても心が疲弊することで、出口のない巨大な迷路を暗闇のなかで歩き続けているような心細さがあります。


そんな関係をどうにかしたくてご相談にいらっしゃる女性はとても多いのですが、「もう無理ですから、別れたほうがいいですよ」と私からいうことは、ほとんどありません。


それがたとえ不倫の関係であったとしても、私が最初にお伝えするのは、「まずは、自分を責めることをやめていきましょうね」ということです。


一緒にいると苦しいから別れたい。
別れてみたらさみしくてやっぱり一緒にいたい。


それは、ごく当たり前の心の動きであると思うからです。
だから、そう感じる自分を責めることには、あまり意味がありません。


自分を責めることで別れられるぐらいならば、もうとっくに別れられているでしょうから。


それに、本当の問題は、「彼とどうする?」「別れる、別れない」ではありませんしね。

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このような問題を抱える人の多くは、「その時・その場・その瞬間の感情に流されやすい」というパターンをもちます。


目の前の状況に合わせたその時の感情を、「これが自分の本心だ」と思い込みやすいのが、すこしあやういところ。


あやういといいましたが、それがたとえつらい状況であっても、荒波に飲み込まれたまま流されて行きやすいということです。


つまりは、ひじょうに自分を見失いやすい。
だからこそ、こんなことをあえて考えてもらうことがあります。


・どんな恋愛をしたいですか?
・結婚はしたい、したくない?
・このままの3年後ってどうなっていると思いますか?
・5年後どうなっていたいですか?


「ごめんね。もしかしたら一番考えたくもないことを聞いているかもしれないけれど」という前置きをつけながら、いくつかを問いかけます。


それはあなたの未来にあるまだ見ぬ可能性を知ってほしいと思う、おせっかいな問いかけかもしれないけれど。


そんなふうに自分を見つめていくと、流され続けていた自分の心境に少しの変化がやってくるキッカケになるかもしれませんから。


じつは、「自分がどのように生きていきたいのかがわからない」「自分の生き方がこれでいいと思えない」というのが本当の問題なんですよね。


これでいいと自分で思えたら、今の関係だってダメじゃないのかもしれない。そんな可能性もじつはあるんです。


少しばかりのヒントになりますように。

アロマ2

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