ライン緑

年に何度か、田舎の母が東京に遊びに来ます。

「どこか行きたいところある?」と聞くと、
「どこかに良い占い師さんいない?タロットとかで」と、言う時があるのです。

母は占いが大好きで、独学で勉強をしたので、
素人占い師レベルの技量はあるのにもかかわらず。
「それでも自分のことは見てもらいたいのか・・・」と、娘は思うわけです。

ここに書けば長くなるのですが、母の人生というのはかなりの波乱万丈。
わが母ながら、テレビドラマさながらの人生を送った人です。

母が占いに頼るようになったのは、人生が苦渋に満ちている時期があり、
あまりの苦しさの中で、光を見出したかったからに他なりません。

人生が苦しい時には、状況を好転させることのできる何かを求めたくなるものです。

女性の深層心理の中には、シンデレラストーリーのようなものがあります。
「いつか王子様がわたしを見つけ、きっと迎えに来てくれる」というような、
人生は自分以外の何かに左右されるのだという感覚をもっています。

“天から与えられるものが、この世の中にはどうもあるようだ”
“自分ではどうにも出来ないことがあるようだ”
無意識的なものですが、この感覚は女性の方がより強く感じるものです。

どうにも出来ないように思うからこそ、指針が欲しくなるのですよね。
それはやはり、「状況を好転させることのできるきっかけ」と「先への希望」なんです。

娘としては、思うわけです。「母は、何を悩んでいるのだろうか?」と。
おおよその察しはつくのですがね・・・。

身近な人には相談出来ないような問題、周りには聞いてくれる人がいない。
友人には話したものの、何回も同じ相談は出来ないので気が引けてしまう。

そして、ひとりで悩み続け、占いに頼る方も多いのです。
(それでカウンセリングにたどりついて下さる方も、また同じように多いのです。)

わが母も、そんな女性の一人。
娘としては、「母は人生に何を望んでいるのだろうか?」と知りたいわけです。

職業柄といいますか・・・。そういうことは、気になるのです。
少なくとも停滞したその場所から抜け出す何かを求めていることは、確かなのでしょう。

あのね、お母さん。
占い師さんの前に、娘に相談してみる気は、ないのかな??

・・・そう聞いてみることにしましょう。やすらぎが見いだせるように。

ん?
状況を好転させることのできるきっかけを心理学に求めたのは、わたしなのかも??

012


◆お知らせ◆
アメブロ「恋と仕事の心理学」に、「頑張り過ぎてしまう人へ」を更新しました。
「燃え尽き症候群」(バーンアウト)に関する内容です。
ご興味のある方は、こちらもぜひどうぞ!  >>>
「頑張過ぎてしまう人へ」