
今日は「なぜ失恋がそんなにも悲しいのか?」について、本当の理由を書こうと思います。
「そんなの、彼(彼女)に嫌われたからに決まっているでしょ!」と思いますよね?
私も心理学を学ばなければ、きっとそう思っていたでしょう。でも、真実は違うようなのです。
今日は「失恋が悲しい本当の理由」についてお届けします。
1.愛されないのが悲しいのではない
別れの言葉が受け入れられずに頭の中が真っ白になったり、彼のいない毎日なんて考えられないと目のまえが真っ暗になったり、これからどうやって生きていけばいいのだろうかと、この世の終わりのような気分になります。
眠れなくなるし、食事も取れなくなるし、なにも楽しくなくなるし、涙が止まらなくなります。世界が灰色の無機質な世界に変わってしまいます。
きっと皆さんにも失恋の経験、一度や二度ありますよね?
ある女性は、失恋した次の日も仕事でした。「失恋したぐらいで休んじゃいけない」と思って仕事に行ったものの、涙が止まらないことにビックリしたといいます。
仕事中なので泣いてはいけないことぐらい、わかっているのです。でも、涙が勝手に溢れてきて、勝手にポタポタと流れおちてしまうのです。
失恋のことを“ハートブレイク”と表現することがありますが、まさにハートが砕け散るような経験です。彼女と同じような経験をしたことがある人、少なからずいらっしゃるのではないかしら。
では、なぜ失恋はそんなにも悲しいのでしょうか?
彼がもう私のことを愛してくれないからでしょうか?それとも、彼に嫌われてしまったからでしょうか?それとも、私の愛が報われなかったからでしょうか?
ぜんぶ、違いますよ。
失恋をすると、あなたの愛を受け取ってくれる人がいなくなることが、悲しいのです。私達は、誰かを愛したいという欲求をもっています。
愛する人がいなくなったときに、頭は真っ白になり、目のまえが真っ暗になり、灰色の世界に一瞬で変わってしまうのです。
だから、もう愛されないことが悲しいのではなく、もう愛してはいけないことが悲しいのです。これが人間がもつ本質的な愛に対する感情なのです。
2.もう愛せないことが悲しい

さきほどの、会社で涙が止まらなくなったある女性は、「このままだと仕事ができない…」とカウンセリングに駆け込んでくれました。
いやいやいやいやいや、それはそうでしょう。失恋のような出来事があると、いくら頭を使って「泣くな!」と命令しても、心が「無理だ!」と言っているのです。
私が話したのは、彼女が流している涙の理由です。
「あのね、あなたは彼に嫌われたから自分が泣いていると思っているでしょう?でも、本当は違うんですよ。もう愛さないでくれといわれたことが悲しくて泣いているんですよ。あなたのその涙は、あなたに愛がいっぱいある証。だから、たくさん愛したこと、私にもわかりますよ。」
そういうと、彼女は大粒の涙をポロポロと流しました。私はその涙がすごく美しいと思いました。
「でもでもでも…、もう嫌われたことには変わりないんですから、諦めなければいけないですよね…」と彼女はいいます。
たしかに、ふられたことは受け入れなければいけないかもしれません。でもね、それだけ好きだった人のこと、そんなに急に嫌いになれるものでしょうか?
だから言うんです。「彼のこと、もう少し好きでいてもいいんですよ。無理に嫌いになろうとしないでください。嫌いになろうとすればするほど苦しくなりますからね。」
愛する人がいなくなったときに、その愛をもっていく場所を失うから、心が傷つき悲しんでいるのです。もう愛してはいけないことに悲しんでいるのです。
3.失恋からの一歩めとは

だから、よかったら知っておいてくださいね。
失恋を手放すには、「好きなまま離れる、愛を感じたまま離れる」というところから一歩を踏み出すのだということ。「嫌いになって離れようとする、愛したことをなかったことにする」のは、あなたらしくないのです。
あなたがした愛するという経験を、どうか無駄にしないでください。これが私からのお願いです。
その一歩を踏み出すには応援してくれる誰かの声が必要。そんなときには私にもお手伝いをさせてくださいね。
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