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いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの大野愛子です。


恋愛で苦労が多い人にはある特徴があります。
それはなにかというと、コミュニケーションに苦手意識があるということ。


恋愛もひとつの“人間関係”です。


コミュニケーションに苦手意識があると、言いたいことが言えないという我慢、聞きたいことが聞けないという遠慮が多くなるのです。


ひとりでふたり分考える人


仮にとあるA子さんは、長らく彼氏がいません。でも最近、同じ職場に気になる男性ができたのです。


彼は気さくで優しくて評判のいい男性です。彼のまわりにはいつも笑い声があってとても楽しそうです。


A子さんも勇気を出して話しかけてみようかと思うのですが、そのたびにいろいろ考えてしまうのです。


「私なんかが話しかけて迷惑じゃないかしら。うざいやつだと思われるかもしれないし、相手にされないかもしれないわ…」そんなふうに思うので、なかなか話しかけることができません。


「どうしてそう思うのですか?」と聞くと、「え?だって、私に話しかけられても迷惑だと思うんです」と答えてくれました。


ここ、大事なポイントなのでよく読んでほしいのですが…


私達は「自分がそう思うのだから、きっと相手もそう思うだろう」と決めつけてしまうことがあります。


自分の気持ちを通して相手を見ているので、自分に対して相手も同じことを考えるだろうと思ってしまうのです。


心理学ではこれを“投影”といっていますが、とてもよく起こることです。


私達は少なからずこういう考え方をするものですが、感じ方や考え方はつねにふたつ分存在しています。


それは「自分の分」と「相手の分」です。


コミュニケーションに苦手意識がある人は、“ひとりでふたり分を考えてしまう”ことがとても多く、そのために身動きが取れなくなることが多いようです。


ひとりでふたり分を考えてしまうと、自分の世界のなかで「相手が考えるであろうことを勝手に判断してしまう=決めつけ」が起こりやすくなります。


しかし、相手には相手の感情があるということを忘れてはいけません。


相手の感情があることを忘れてしまったときに起こるのが、自己完結のパターンです。
自分で勝手に想像して、自分で勝手に諦めてしまう…というやつですね。


このパターンがある人は自分のことをどこかで「迷惑な存在」だと思い込んでいる人が多いように感じます。


困ったことに「自分は迷惑な存在」というフィルターを通して世界をみると、まるでそれが真実であるかのように見えるのです。


もとの出発点は「自分に対するネガティブな思い込み」だったにもかかわらず、あたかも相手がそういう行動言動をしているように見えるからやっかいなのです。


それはまるでエスパーのように


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ここまでを読んで「なんだかこの話、自分に当てはまるわ…」と感じている人は、少々落ち込んでいるかもしれません。


あなたはまるで“エスパー”のように相手の気持ちを読んできたかもしれませんが、生き方としてはけっこう苦しかったと思うんです。


エスパーな人達が相手の気持ちを読もうとするときには、


・場の空気に緊張感がある時
・自分だけがひとりぼっちのように感じる時
・誰かがイライラしている時
・相手がなにを考えているかわからない時


など、あまりいい感じがしない状況であることが多いのです。


あまりいい感じがしないのですから、あまりいい想像も起こらないというのが、この投影を引き起こしてしまうカラクリでもあるのですが…ね。


自分は自分。相手は相手。


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では、このような人達はどうしていけばいいのでしょうか?


いちばん効果的でいちばん簡単な方法は、「素直に聞く」ということです。


あなたが相手とコミュニケーションを取ろうとするときに、


忙しそうであれば、「今、ちょっと忙しいですか?」と聞くこと
不機嫌そうであれば、「ちょっと機嫌悪いのかな?」と聞くこと
調子が悪そうであれば、「調子悪そうに見えるけど?」と聞くこと。


「なんだ、そんな簡単なこと?」と思われるかもしれませんね。


お付き合いに至らない、恋愛が長続きしない、突然ふられる、都合よく扱われる、音信不通にされるなどのケースに、この素直に聞くことが苦手な人が多いのです。


コミュニケーション能力というのは、こういう小さなことがちゃんとできるかどうかで決まるんですよね。


ひとりでふたり分考える人は、自分で考えて自分の中で勝手に答えを出してしまうためにどうしても「自己完結」が多くなります。


「相手がなにを考えているかなんて相手に聞いてみなきゃわからないよね」という意識をもつことが大切です。


つまりこのタイプが人と関わろうとするときに必要なのは、確認をするという“勇気”だけなのです。


さきほどのA子さんの例でいうと、「あの、今ちょっと話してもいいですか?」のひとことが言えないばかりにこのようなことになっているのです。


コミュニケーション能力というと、なにか特別なものが必要だと思うかもしれませんが、そうとは限りません。
小さいことをコツコツと。むしろそのほうが大切かも。


・わからないことは素直に聞く
・確認をするという勇気をもつ

ポイントはこのふたつです。ご参考になりますように。


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