
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
あなたは約束の間際になってドタキャンをしたことがある人ですか?
「ホントにホントにゴメンナサイ!!」
ガッカリとした顔の相手を目の前にして、ゴメンナサイをひたすら繰り返した経験がある人、いるんじゃないかな?
ドタキャンしたくなる人のなかには、「そもそもあまり気乗りのしない約束を、まだ先のことだからいいやと引き受けてしまっている場合」がとても多いのです。
つまりは、「本当はイヤだったんだけど、その時には言えなかった」ということ。断ることが苦手な人に多い傾向なんです。
「だったら、最初から引き受けるなよ!」という話でもあるのですが、断ることが苦手な人はその場では「YES」と自動的に言ってしまう。
最初から断っておけば、あとになって感じるストレスを減らすことができるのに、それがなかなかできないのですね。
基本的には、優しくて温厚で平和主義の人が多いです。周りとの軋轢をさけ、なるべく多くの人と調和を取りたいと思うタイプです。
ですが、そういう生き方が習慣になっているので、自分の気持ちを犠牲にしがちです。
犠牲というのは、他人には優しくて自分には優しくないという生き方のことをいうのですが、相手のとっての好ましい自分を演じ続けてきたのかもしれません。
「嫌われるよりは・・」「仲間はずれになるよりは・・」「ひとりぼっちになるよりは・・」なんらか理由がそこにはあるのでしょう。

このように生きていると、「抑圧された自分」が苦しみだすことがあります。
断れない人の多くは怒れない人でもありますし、怒れない人の多くは我慢する人になりますから、どうしても自分を押さえつけることが多くなります。
誘われたらとりあえずは「OK」してしまう。
「ホントは行きたくないんだよね…」という気持ちは、つねに後から出てくるから、その時には言えないんです。
しかも、この「行きたくない」という感情は、約束の日が近づくにつれてどんどん大きくなっていきます。
その感情がどんどん大きくなって、前日や当日に「やっぱり行きたくない!」と大爆発するわけです。
ある意味では、そんな大爆発した感情にならないと「自分の本当の気持ち」を言えないということなんですけれどね…
「おい、どんだけ言えないんだよ!」って話なんだけど、本人にしたらギリギリまで我慢をしているわけですね。
断ることが苦手な人というのは、「自分にとっての限界」や「自分にとっての優先順位」に対して、少しあいまいなところがあるようです。
「できるのか?できないのか?」ではなくて、「したいのか?したくないのか?」と、自分にきちんと問いかけるようにすると良いでしょう。
「できるのか?できないのか?」だと、その日の予定が空いているかぎりは、「できる」という答えになってしまうからです。
「誘ってくれてありがとう!だけどゴメンネ!そういうのちょっと苦手なんだ。でも、誘ってくれたことは嬉しかったよ。ありがとうね!」
そう正直に言えたら、どんなにかラクでしょう。
そもそもね。ドタキャンすることで失う相手からの信頼を考えると、すぐに断ることってそんなに悪いことじゃないのかもね?
お相手への敬意の意味も込めるのならば、「イヤイヤ」「しぶしぶ」の約束というのも、失礼だと思うのですよ。
「誘ってくれたことへの感謝」+「自分の正直な気持ち」を伝えることが、ここでのコミュニケーションのコツになりますでしょうか。
断るまでのモヤモヤした気持ちって何とも言えないものですからね。早めに対処していきましょうね。

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