こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
「パーソナルスペース」という言葉、きっと聞いたことありますよね。
動物でいえば縄張りですし、人間でいえば個人的空間のことです。
他人に入ってきてほしくない距離感のことで、人それぞれに違いますし、相手によっても変わるといわれています。
「境界線」と言い表すこともありますね。
たとえば、ガラガラに空いている電車の中で、見知らぬ人がグッと近づいてきて、わざわざ自分の隣に座ったらどう思いますか?
「え、なんで?あっちに行ってよ!」と言いたくなるでしょう。
これは、「身体の境界」に入り込まれた不快さです。
ノックもせずに自分の部屋に入って来られるイヤな感じとも似ていますよね。
そして、もうひとつ。
「感情の境界」もあります。
久しぶりのデートなのに、恋人がイライラしている。聞けばどうも、仕事でトラブルがあったみたい。
「え、なんで?せっかくのデートなのに楽しもうよ!」と言いたくなるでしょう。
これは、「感情の境界」が乱された不快さです。
あなたのせいじゃないのに、恋人のご機嫌を取ろうと必死になってしまうことだってあるかも。
でもね、考えてみて。
あなたがひどく落ち込んでいるときに、友人から、「そんな顔してちゃダメだよ、笑って、笑って!」と言われたらどうでしょう?
ここで、「私だったら、無理をしてでも笑うな」と思った人は、感情の境界線に踏み込まれやすいタイプかも。
そもそも感情は人それぞれのものであって、人から自分の感情をどうにかしようとしたり、こう感じるべきだと指図される必要なんてないのです。

または、意外とこんなのもあるかも。
毎日残業続きで、本当にクタクタ。ようやくたどりついた金曜日の夜、今晩こそはゆっくり家で過ごそうと思っていた。
なのに、女友達から、「今、近くまで来てるんだけど。そっちに遊びに行っていいかな?泊めてくれない?」と言われた。
「ええ?今から?」「そばまで来てるって言われても・・・」
これは、「時間の境界」がおびやかされたケース。
断ることが苦手な人は自分のプライベートな時間を削ってしまうこともかなり多いかと。
とまぁ、境界はいろいろあるんです。
あなたはどうでしょう?
いろいろとまわりに気を遣いすぎて、境界がおびやかされていないかな?
いい人しすぎ。
期待に応えすぎ。
自分を後回しにしすぎ。
頑張り過ぎ。
やり過ぎれば、あなたがあなたでなくなってしまうのです。
自分が疲れてきたなと感じたら、下記のポイントをチェツクしてみてくださいね。
◎身体の境界
自分のためにお気に入りの場所を作る
一緒にいて安心できる人を把握しておく
疲れたらちゃんと休む
◎感情の境界
相手の感情は相手のもの・自分の感情は自分のもの
相手の感情の責任まで取らない・自分の感情に責任をもつ
自分の感情をいつわならくていい
こう感じるべきだと決めつけなくていい
◎時間の境界
自分のための時間をもつ
プライベートな時間の使い方は自分で決める
誰かの面倒ばかりみて、自分のことを忘れていませんか?
自分がつぶれそうになっていませんか?
今日はそんな人に読んでほしいお話をお届けしましたよ。
忘れないでくださいね。
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