こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
「こんなに尽くしているのに、どうして彼に伝わらないのだろう?」
「彼のためを思ってやっているのに、なんであんな態度を取るんだろう?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
あなたの想いが伝わらない分だけ、さらに頑張ってみたり、我慢を重ねることで、「なんとかわかってほしい」という努力をすることになるでしょう。
これは、とても多くの人からいただくお悩みのひとつなのですが、ある時ふと思ったのです。
じつは、あなたの想いが伝わっていないわけではなく、あなたの思うような反応が彼から返ってこないことがしんどいのではないかなと。
つまりは、あなたの想いはそれなりに彼には伝わっている。でも、自分がしてほしいような反応を彼がしてくれない。
ある女性は、彼に喜んでほしくて、とても尽くしていました。
彼女にとっては、自分のことよりも彼のことを考えることが喜びだったのです。
なんでも彼に合わせるようになり、平日も週末も女友達との予定を入れなくなりました。それぐらい、彼のことが大好きだったのです。
最初は嬉しそうにしてくれた彼も、次第に「少しは自分のしたいことをしなよ」「自分ひとりでも過ごせるようになってよ」「オレのことはいいから」と言い出すように。
彼が喜ぶことをたくさんしてきたはずなのに、「最近、連絡が減ってきた」「どうも重たい女だと思われている」と感じるようになってきたのです。
なぜこのようなことに??こんなに好きなのに?
このようなときは、なにも頑張っていない自分では彼に愛されないと思う心理にハマり込んでいるのかもしれません。
なにもしない自分では価値がないと思うので、彼のためにいろいろと頑張って愛されようとしてしまう。
でも、恋愛セオリーの記事を読むと、「相手を愛しましょう、相手を理解しましょう」って書いてあるじゃないですか。
だから、「頑張ることの何が悪いのですか?」と言いたくなると思うのです。
そうなんです、そのとおりなんですよ。
だけど、その頑張り、ちょっとしんどくないかな?
このような気持ちがあるとき、お誕生日やクリスマスやなにかのイベントごとが、「愛情のバロメーター」に使われることがあります。
彼のお誕生日には、いつでもいろいろなこと考えて、とびきりのサプライスをしてきた彼女。
とびきりのプレゼントを用意して、ケーキもちゃんと予約して、前から何度も練習をしておいた手料理を丹精込めてふるまい、彼もそれを喜んでくれたようでした。
だからこそ、自分の誕生日になったら、今度は彼がどんなことをしてくれるのかを楽しみにしていたのです。
楽しみにしていた自分のお誕生日。残業で遅くなった彼がくれたのは、閉店間際の花屋で買った簡単にラッピングされた花束のみでした。
せめてどこか雰囲気のいいレストランぐらいは連れていってくれることを期待していた彼女は、だんだんと悲しくなりました。
「私って、愛されていない。」
だんだんと悲しくなり、とうとう彼女は泣きだしてしまいました。
そんな彼女に対して、彼は思うのです。
「なにが不満なの?」「僕ではダメってことだよね」「なんか重すぎる・・」。
彼のためにいろいろと頑張ってきた彼女としては、「せめてお誕生日ぐらいは、私の気持ちをわかってほしい」という期待があったのです。
しかし、彼女は愛されていないのでしょうか?
本当に愛されていないと言い切れるのでしょうか?
少々大げさに書きましたけれども、このようなことはよくあることです。とくに若いときの恋愛経験が浅いときには、起こりがちなことのようにも思うのです。
彼が愛してくれたら自分に自信がもてるけど、彼が愛してくれなければとたんに自信がなくなる人は、ちょっと要注意かも。
恋愛がうまくいっているときは、仕事もやる気が出るけれど。恋愛がダメになってくると、とたんに仕事をする気がなくなるのもこのタイプの人達。
つまりは、自信=自身。
彼が愛してくれなければ、自分自身の存在価値も感じられなくなるということです。
だから、一日の大半が彼のことで頭がいっぱい!なんてこともあります。
彼のことをたくさん考えることで、彼に会っていない時間も彼に尽くしているのです。
「彼が喜んでくれる」「彼が認めてくれる」「彼が私を見てくれる」ということで、ようやく自分にOKが出せるので、彼次第で気分が天国にも地獄にも行くことになります。
自信がない分だけ、どうしても見返りがほしくなります。最初は「彼のため」にしていた行動も、しだいに「自分を満たすため」になっていくのです。
では、このような場合、どうしていけばいいのでしょうか?
私たちが、誰かに「こっち向いてー!私を愛してー!」と思うときのほとんどは、自分で自分を粗末にしているときです。
自分で自分を大切にできないから、「誰か、私を大切にしてちょうだい!」と思ってしまう。でも、欲求というものには限りがなく、食欲と一緒で時間がたてばまたお腹がすいてくるのです。
だから、こうオススメすることが多いです。
「自分で自分を楽しませてあげましょう」「自分の好きなことを自分のためにしてあげましょう」と。
誰かに楽しませてもらうのを待つのではなく、「さぁ、なにをして自分を楽しませてあげようかな?」という発想が大切です。
そういうと、「私、自分のしたいことがよくわからないんです」という人がいますけれども、それはいかに今まで自分の心に耳を傾けてこなかったかということですよね?
どんなちっちゃいことでもいいんです。心の声を聞いてあげられると、自分の欲求と繋がることができるようになっていきます。
これは自分を愛してあげる練習なんですが、どんなにちっちゃいことでも、自分を大切にしてあげられると気分が良くなりますよ。
さぁ、どう自分を楽しませてあげましょうか?
彼の機嫌ばかりではなく、自分の機嫌も取れるようになれるほうが、絶対に恋愛はうまくいきますからね。
ご参考にしてくださいね。
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