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こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。


今日は、かつてのわたしの恋愛話をひとつします。


当時お付き合いしていた彼は、どういうわけかとても心配性だったのです。私が残業で遅くなったり、友人と遊びに出ていると、いくつもの着信履歴が残っているような。


お付き合い最初は、私もなにをさておき、彼と過ごす時間を優先していたこともありました。


ですが、仕事も友人関係も大切にしたくなり、彼との時間を少しばかり減らすようになると、
「僕より、仕事や友達の方が大事なの?」という言葉が多くなり、イライラした態度を見せるようになりました。


「さて、困ったなぁ」と思った私は、こまめに連絡を入れるようにしたり、あらかじめ予定を伝えるようにしたり。私なりに彼の不安を払しょくしようとしましたが、彼のイライラは募るばかりでした。


最初は心配症という程度でしたが、それが不機嫌に変わり、しばらくすると束縛に変わりました。


彼の心配が束縛に変わった頃、わたしもイライラすることが多くなり、ささいなことでケンカするように。


「そんなに信用してもらえないのならば付き合う意味がない」
「どう説明したら信じてもらえるの?」
「すべての時間をあなたと一緒にいることはできない」


私にはそんな言葉が増えました。


でも、彼も彼なりに、ずいぶんと我慢をしたのでしょう。
「どうして僕の気持ちがわからないの!」と、彼が声を荒げることも多くなりました。


今、彼の心情を察するのならば、「会う時間を減らしたこと=自分への愛情が減った」と捉えたのだろうとわかります。


彼は、愛情が減ったように感じて怯えていたんですよね。
ですが、当時の私は不安のひとつひとつを払しょくすることに、疲れ果ててしまったのです。


このあたりでどちらかが、「少し距離をおこう」と言い出すことも少なくないのかもしれません。私達も、やはりそうでした。


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さて、なぜこんな話を書いたかといいますと、「距離をおこうと言われた側」の立場に自分がなってしまっているという方、意外と多いのではないでしょうか?


多くの女性の心情は、「彼がどれぐらい自分を愛しているのか?」を知りたいものです。


距離をおこうと言われてしまうちょっと前に多くの人がやってしまっているのは、
相手の行動チェックなんです。


相手のメールをこっそり見る、SNSを逐一チェックする、出先から何度も連絡をさせる、どこにいるのか写真を送らせるとか、いろいろありますよね。


ただ、どんなに彼の行動をチェックしたところで、彼の心は縛れないし、心の中にある不安も解消しない。


なぜなんでしょう?
愛情を感じられないのは、彼のせい?
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれません。


少しばかり視点を変えて見れば、自分の愛情を信じてもらえない人が、あなたの目の前に存在するのも事実なんです。


それは、「あなたは私を傷つける人にちがいない」と扱うことに等しいし、さらにはあなたを傷つける存在に等しいのですよね。


悪いと思いながらやってしまう彼への行動チェックのすべては、不信感からのコントロールなんです。


自分が傷つくようなことが起こらないように、相手の行動(=自分の不安)をコントロールしたいという不安の解消行動でもあるのです。


コントロールされて気分の良い人はいませんから、たいてい関係性は悪くなります。


「信じられたら苦労しないわよ!」と言いたくなるのもわかります。
ただ、関係性を悪化させるのも、あなたの望みではないと思うのです。


ここまで書いておいてなんですが、「なんでもかんでもすべてを信用しましょう」と言っているわけでもないのです。


不信感の対極にあるのは信頼ですが、不実を見て見ぬふりまでして信じようとするのは盲信ですからね。

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長々と書いてきましたが、お伝えしたいことは、これから書くたったひとつのことです。


『自分を満たしながらパートナーと一緒にいるのと、自分を満たしてもらおうとするためにパートナーといるのとでは、お互いの存在意義が違う。』


すこしむずかしいでしょうか?何度かくりかえして読んでみると、その違いがわかるはずです。


あなたにとってパートナーはどちらの存在でしょうか?
そして、パートナーにとってあなたはどんな存在なのかを見つめなおしてみる良いチャンスかもしれませんね。


・相手にすべてを求めるのではなく、ひとりでいても楽しいと思えるような時間をもつこと。(自分の面倒を自分で見れるように)


・自分の目の前にある仕事や趣味や生活に、あらためて目を向けてみること。(自分の軸をもつ)


・自分自身の気持ちを整理してみること。
(書いてみる・話してみるなど。自分を見つめ直す作業をする)


ご自分できるものとしては上記のような、彼にだけ目を向けるのではなく、自分に目を向ける時間を作ってみても良いかもしれませんね。


カウンセリングもきっとそのお役に立てるでしょう。より良い関係性のためのヒントになりますように。


こちらも参考に>> 
疑う心との付き合い方

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