こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
浮気、セックスレス、W不倫など。いろいろな夫婦問題のご相談を伺っていますが、その根底には「愛が感じられない」という問題があるようです。
今日はそんなお話しを。
愛されていると感じたい。
私たちの心の中には、つねに愛を求める気持ちがあります。
「どうすれば愛されたか」は、あなたの過去の物語で記憶されています。
いつどこでそれを記憶したのかは、過去を振り返ってみるとわかることがあります。
良い子でいれば褒められた人は、良い子でいると愛されたという記憶で。
がんばることで褒められた人は、がんばれば愛されたという記憶で。
小学生の時、テストで100点をとって帰ったら、「お前はやれば出来るんだ」と、父に褒められた。
あまり褒めない父に褒められたことが嬉しくて、良い成績を取ればやさしくしてもらえるんだと思った。
弟がとてもやんちゃで、手のかかる子だった。
母はいつも弟にかかりきりで、わたしも甘えたいと思ってはいたけれど我慢をしていた。
我慢をしていたら、「あなたは手がかからなくて助かるわ」と母は笑顔で頭をなでてくれた。
褒めてもらったことに親の愛情を感じたのでしょう。
これはとてもよくあるケースです。
逆に、叱られることで愛情を感じる人もいます。
多感な高校生の頃。なにもかもがイヤになり、ある日家出をした。
行くあてもお金もなく、すぐに親に見つかり、ひどく叱られた。
家出じたいは叱られたことではあったが、自分には無関心だと思っていた親の心配ぶりに、なんだか愛情を感じた。
屈折しているようですが、叱られることで愛情を感じようとする人もいます。
愛される方法がわからず、ちょっと悪いことをしてまで愛情を引き出すのです。
家出の話は、私の経験なのですが。
あの頃は、それでも親の関心をひきたかったのですよね。 
こういう過去の記憶から、どうすれば愛されたか、なにに愛情を感じてきたのかを思い出すことができるのですが・・・
「どうすれば愛されたか」「なにに愛情を感じるのか」
子供の頃に覚えたその方法を、私たちは大人になっても使い続けることがあります。
我慢していれば、愛されるはず。
なのに愛されないのは、どういうこと?
関心をもってもらえることが、愛されること。
なのに私を見てくれないのは、どういうこと?
それが、浮気や不倫というカタチになることもあります。
誰かの愛を感じたいという衝動から、そこに足を踏み入れてしまうのです。
ちょっと悪いことをしてでも、愛を感じたい。
とても自己破壊的な方法にもかかわらず、そんなカタチになることもあるのです。
私たちは自分の知っている愛され方でしか、愛がわかりません。
ですが、ここに「私は愛されていない」という大きな誤解が生まれます。
なぜならば、あなたを愛したいと思う人は、あなたの知らない表現方法で、あなたに愛を差し出していることがたくさんあるのです。
それを、自分や相手の浮気や不倫という経験をとおして気がつかれる方が、とてもたくさんいらっしゃいます。
愛されていないのではなく、愛を感じられなかったのかもしれない。
過去の自分の物語を振り返ってみたとき、それに気がつけることがあります。そして、本来のパートナーの元に戻られる人も。
一度壊してみないと、わからないこともあるのかもしれません。
夫婦問題には、そのようなケースがとても多く見受けられるから不思議です。
結婚生活はパズルのピースのようだなと感じることがあります。壊れたように見えて、ただ崩れているだけのこともあるのです。
パズルを作り直すかどうか、悩んでいる時にはご相談いただければと思います。
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