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こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。

不倫をする心理はいろいろあるのですが、今日はそのひとつとして「父性を求めての不倫」というケースについて取り上げてみます。

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「なぜか既婚者ばかりを好きになってしまう」という独身女性がいます。


同年代の男性は子供っぽく感じてしまい、頼りなく思うので、どうしても魅力を感じられない、と思ってしまうところが特徴です。


たとえば、ある女性は、好きになる男性が年上ばかりで、そのほとんどが不倫になってしまうことに悩んでいました。


「自分は不倫体質なのでは?」と悩んでいらっしゃるのですけれど、そうなるにはそうなるだけの理由というものが存在します。


そういう人によくあるケースなのですが、小さい頃からお父さんが仕事で忙しくて、休みの日もほとんど構ってもらえないままに成長し、大人になっていったという人が多いのです。


逆にお母さんと一緒に過ごす時間は多くなるのですが、でも、お父さんはすごく遠い存在のように感じていた。


すると、こんな感じがします。
「お父さんがいるんだけれども、お父さんがいないような感覚。」


このポッカリと心に穴が空いたような感覚があると、その不足感を埋めるために、恋愛をつかって、「お父さんのもつ要素」を感じたくなることがあるのです。


お父さんの持つ要素というのは、頼もしさや包容力や頼りがいなど、本当はお父さんからもらいたかった父性のことをいいます。


すると、どういう恋愛になるかというと、彼と一緒にいるときは、本当に甘えてばかりの女性になるんです。それは、小さい女の子が無邪気にまるでお父さんに甘えるような感じに似ています。


大人の女性として恋をしているようで、満たされない女の子の部分が父親を求めていると、彼の前でだけは子供っぽくなるなんてことがあります。


話しを聞いてくれない父親だったのならじっくり聞いてくれる人を、怒ってばかりの父親だったのならやさしい人を、無関心な父親だったのなら自分だけを見てくれる人を求めたくなります。


もちろん、お父さんとの関係性が満たされなかった人全員が不倫にハマるわけではありません。


普通の恋愛でも、お父さんにもらえなかった要素を彼に求めてしまう、お母さんにもらえなかった要素を彼女に求めてしまうというケースはたくさんあります。


「親からもらえなかったものをパートナーに求めたくなる」というのは、私たちの恋愛の基本形ですから、そういうニーズがあるからこそ人を好きになれるという側面でもあるのです。


既婚者ばかりを好きになってしまう気持ちの裏側には、かつて子供の頃に感じていた「お父さんと一緒にいたい」「お父さんをもっと近くに感じたい」という心残りがあるのかもしれません。


独身男性をもの足りなく思うのは、既婚男性のもつ「父性」の雰囲気に惹かれてしまうからであって、不倫体質というものがあるわけではないのです。


そんな深い親密感や繋がりを、年上の男性、既婚者との関係によって手に入れようとする心理があるんだということを、ぜひ知っておいてください。


次回に続きます>>不倫からの抜け道はあるのか?


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