こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
9/22に「ひとりで頑張りすぎてしまう人のための、手放しワークショップ」を開催します。
そのため、執着&手放しの記事が多くなっておりますが、お許しくださいませ。
私の頭のなかの7割が、いやほとんどが今それに占められているのです。
最近は寝ている間も考えているようで、夜中にアイデアを思いつくことがあるので困ります![]()
さて、本日の記事です。
執着のことを、しがみつき(holding on)と言うことがあります。
失恋でいうならば、「どうしても彼とやり直したい」「彼じゃなきゃイヤ」というような、別れた彼をいつまでも忘れられないことが、「しがみつき」になります。
執着とは、終わったことが受け入れられないということでもあるのですが、こうして言葉で書くほど簡単なことではありません。
「あんなに愛してくれたのは彼だけ」
「あんなに好きになったのは彼が初めて」
「彼とはすべてが合った」
「食べ物の好みも、音楽のセンスも、好きな場所も、それに・・・」
「だって、彼じゃなきゃダメなの」という理由がたくさんあるのです。
失恋での執着で問題になるのは、過去だけに意識が向いてしまうこと。
過去に手に入っていた幸せを握りしめてしまうので、しがみつきともいうのですが、彼だけを思いそこで時が止まってしまうのです。
ですが、もうひとつ大きな問題があります。しがみつかれる相手(つまりは元彼)のほうの心境です。
あなたがふった相手から、「いやだ~!別れたくない~!」と電話やメールが来たらどうでしょう?
しがみつけばしがみつくほどあなたへのイメージが悪くなり、ますます復縁もむずかしくなるばかり・・・。
ですが、この執着。よくよく見ていくと、「彼」への思いだけでないことがよくあるのです。
たとえば、こんなケース。
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ずっと誰にも頼れないで生きてきたんです。
故郷に家族はいるけれど、形ばかりでたいして仲が良いわけでもないし。
でも、彼と出逢ってから、なんだか人といるっていいなと思えるようになって。彼にはなんでも話せたし、不思議と甘えられたし、私にとっては家族以上の存在で。
いつのまにか私にとってかけがえのない存在になっていて、愛されるってこういうことかなと初めて感じることができた人が彼なんです。
だからどうしても、彼とやり直したいんです。
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さて、ここからなにがわかると思いますか??
人といるといいなと思えるようになった親密感、
なんでも話せたという信頼、
不思議と甘えられたという安らぎ、
かけがえのない存在という居場所、
愛される喜び、
などが、彼を通じて得られていたということです。
つまりは、彼に執着していると同時に、「親密感、信頼、安らぎ、居場所、喜び」に対しての執着でもあるともいえるのです。
そう考えてみると、手放すことは「そう簡単ではない」ということがご理解頂けるかもしれませんね。
それほど執着するということは、「よほど欲しくて、かつて手に入らなかったものを彼から得ていたのかもしれない」ということなのです。
よほど欲しかったもの?
かつて手に入らなかったもの?
そうなんです。あなたにとって、欲しかったけれども手に入らなかったものです。
たとえば、お父さんお母さんとの関係で。もしかしたら過去の恋愛や、古い人間関係の中で。
欲しくて手に入らなかった「何か」を、彼が満たしてくれていたのだろうと考えてみるとどうでしょう。
つまりは、彼との関係だけではなくて、それは以前からある「心のパターン(痛み)」として扱ってみるのです。
彼だけを手放そうとしても、うまくいかないこともあるのです。そんな時は心の奥深くに、あなたがどうしても執着したくなる「なにか」があるのです。
そのルーツに一歩踏み込んでみることで、彼を手放せない理由が見えてくるかもしれません。
元カレを忘れられないと悩むときに、本当に忘れられないのは元カレではないのかもしれません。そんな見方をすることが、執着を抜け出す近道になるのです。
(※下記の記事に詳しく書きましたのでどうぞご参考にしてください。)
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