メールしたら、即返事が返ってこないと不安という人がいます。
女友達からメールならば、待てるのに。
彼からとなると、心がザワザワしてしまう。
たとえば、
「今どうしてる?忙しい?」
というたわいもないメールを彼に送信。
ん?返事がない。
もしかしたら、
私のメールでなにか気を悪くしたのかな?
なんて、思いこみ。
「忙しい時にごめんね。時間のある時に返事くれたらいいからね!」
とゴメンねメールを送信。
だけど、返事ない・・・。
もしかしたら、
彼を怒らせたのかな?
なんて、思い込み。
「ホントゴメンね。返事は気にしないでね!」
とまたゴメンねメールを送信。
それでも、返事がない・・・。
「あー、やっぱり怒ってるんだ」
なんて、思い込み。
「何かあったんじゃないかと心配で・・」
と伝えたくなり今度は電話。
「え?出てくれないの??」
そして、着信をたくさん残してしまう。
さて、だいぶ大げさに書きましたけれども。
これに近い状況にある人はいるんじゃないかな?
「返事が遅くなってごめんね」
「怒ってなんていないよ」
そのひとことが欲しいだけ。
相手には相手の都合があるって頭ではわかるのだけど。
自分の不安を相手に解消してもらうしかないと思うと、こういうことは起りやすいのです。
私の不安なんだけど、解消するのは彼。
私を不安にさせるのは彼なんだから、彼が私を安心させるべき。
そうしたくなる理由というのはいくつかあるのですが、満たされない思いや思い残しが影響していることがあります。
誰か(多くは両親)にしてもらえなかったことを、彼にしてもらおうと求め過ぎてしまう。
つまりは、彼を親代わりにして「自分の感情の面倒」をみてもらいたくなるのです。
多かれ少なかれ誰にでもあることですし、そもそもそれがないとパートナーという存在じたいを求めなくなってしまうので、悪いことだとは思わないでください。
ひとりでさみしさを抱えてきたり、心細さを誰にも話せなかったり、安心感や居場所がなかった人に多い傾向ともいえます。
だから、「本当は誰に対しての欲求なんだろう?」「どんな気持ちをわかって欲しいのだろうか?」と気がつけると良いのでしょう。
どれだけ彼に優しくしてもらっても満足ができないのは、本当に優しくして欲しかったのはお母さんだったりするのかもしれませんから。

・・とこんなふうに、カウンセリングでは心のお話をしていくこともありますが、過去に理由を求めることは終わりのない作業です。
だからちょっと、違う視点から見直します。
このような傾向がある人は、これほどの繊細な心をもつのですから、他人への配慮や気配りがとても上手であることが多いのです。
とても愛情深く、誰かの話を聞いてあげるのも上手だし、みんなが居心地の良い場所をつくることにもひじょうに長けています。
誰かに愛を求めるという立場から、与える立場にポジションをチェンジした時には、とても魅力的な人になれることも確かなのです。
「愛をちょうだい」と言っているときは重いオンナなのですが、愛を与えだすと不思議とモテたりもします。
足りないものを埋め合わせることを考えるばかりではなく、本来の自分らしくあることで自分を満たしていく方法もあるのです。
その人がもっているのにもっていないと思っているもの(能力や才能)を、その人自身が使えるようになることもカウンセリングの目的のひとつ。
あとはそれをあなたが信じられたら良いですね。
そのための一歩を踏み出していきましょう。
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