女は感情、男は事実、なんていいます。
女はその時の気持ちを記憶しやすいし、男はその時起こっていた出来事を記憶しやすいともいえます。
「一緒に行った夏の海」という写真を見ても、女と男では思い出すことが違うのかもしれません。
* * *
たとえば、夫婦関係の修復をしようとするときも、同じようなことが起こるのです。
「夫は浮気のことをなかったことのようにしている」
「(浮気相手と)別れたらそれで終わりだと思っているようだ」
「そういう夫の態度が、なんだかゆるせない」
妻からすると、そういう気持ちが残るのです。
夫からすると、
「もう済んだことだ」
「これからをみてほしい」
「(浮気相手と)別れたのだから、どうかゆるしてほしい」
過去はどうにもできないのだから、今という事実を見てほしいと思うのです。
「あなたはぜんぜん私の気持ちをわかってくれない」という女性と、「いつまで蒸し返したら気が済むのか」という男性のせめぎ合いにもなることも多くて。
女性は過去から今の少し先を見ているようなところがありますし、男性は今から未来を見ていますから過去はあまり見ていないようなところがあります。
やはり、違うのです。
この違いが、すれ違いにもなるのです。
それでも歩みよろうとするのならば、
妻は、「反省しているのならば、私の気持ちがわかるはず」と、自分の感情をぶつけてしまうとか。なにも言わないけれど、不機嫌に「私の気持ちをわかってよ」というオーラを漂わすとか。
これだと、残念ながら男性には伝わりにくいでしょう。
責めるのではなく、素直な気持ちを伝えることが必要です。
言わないけどわかってほしいというのも、男性にしたら少しむずかしいのです。
夫は、「いつまで昔のことを言っているんだ」と言うかわりに、「なにか僕にできることはある?」と聞いてほしいのです。
夫の助けを求めている、その声をどうか聞いてあげてほしいのです。
妻はあなたのサポートを必要としています。
違いがあることを諦めるのではなく、
違いがあるからこそ支え合おうとすること。
夫婦関係の修復というのは、それが出来始めると解決への道のりを歩むようです。
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