こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。

ご相談の本題として、または本題に付随する問題として、セックスレスのご相談を多く頂きます。

相談しにくい案件ですから、みなさん勇気を出して話して下さるのです。
そこにパートナーへの愛情があることを感じながら、わたしはお話を伺います。


じつは、セックスレスの時に、無くなっているのはセックスだけではないことがあります。

予防策の参考にもなるでしょう。良かったらお付き合い下さいね。


※  ※  ※


ちょっと考えてみてほしいのです。
セックスの他にも、無くなっているものはありませんか?

たとえば・・・

◆会話不足

「夫の考えていることもよくわからないし、わたしのことも全然わかってもらえている気がしない。」


そんなさみしさは、セックスだけではないところにもあるのかもしれません。


そもそも会話が少ないという場合もありますが、日常会話以上のコミュニケーションが不足している場合があります。


用件を伝えるというような表面的な日常会話だけでは、ふたりの間にパートナーとしての理解と共感が生まれにくいのです。

たとえば、

ふたりのこれからについての将来設計や、ふたりの夢についての話は出来ますか?
ひとつの話題に対して共感出来たり、意見の相違を確かめ合うことは出来ますか?


とくに女性は話を聞いてもらうだけで、安心出来るようなところがあります。
意識的に会話を増やし、お互いを理解する時間を増やしてみましょう。


◆感謝不足

昨日パートナーに、何回「ありがとう」を伝えましたか?


夫が稼いでくれるのがあたり前、お給料が振り込まれるのがあたり前、家賃を振り込んでくれるのがあたり前、毎朝仕事に行くのがあたり前、仕事が終わって真っすぐ帰ってくることがあたり前・・・


わたし自身の自戒も込めてお伝えしますが、夫の存在すらあたり前になっているところがあるのです。


「そうは言いますけど、夫だって、わたしがすることがあたり前で。感謝の言葉なんてありませんよ。」「なんで、わたしだけが感謝しなければいけないの。」


そう言いたくなる方もいらっしゃるかも。だから、無理してまで感謝して下さいとは言いません。


それでも、今の状況を変えたいのであれば、惜しみなく感謝してみるだけの価値はあります。なぜならば、男性の多くは、誰かの役に立てることに自分の存在意義を見出すからです。


みなさんだけにやれなんて言いませんよ。わたしも一緒に取り組みます。
「ありがとう」を、出来るだけ伝えてみましょう。


◆スキンシップ不足


そもそもお付き合いを始めた頃って、どんなふたりだったのでしょう?
思い出せますか?


好意をもって、好きだと伝えて、それからやっとの思いでデートに誘い、お付き合いが始まったら、手を繋ぐだけでもドキドキして、なんて頃ありましたよね?


そう考えてみると、手を繋がない前から、いきなりセックスってありえないわけです。だから、「また、そこから始めましょうね」というご提案をすることがあります。


まずは、相手に触れることから。
ハグでもいいでしょうし、疲れを労うために肩をマッサージすることでもいいでしょう。


「行ってらっしゃい」と笑顔で手を振るところからだって良いでしょう。
以前ならば、離れるのがさみしいくらいに、愛おしい気持ちで送り出していたのですから。


そういえば、相手に触れていないな。
そういえば、相手に触れられていないな。


遠ざかってしまったぬくもりを、ていねいにあたためていくことも大切なのです。


いきなりセックスを取り戻そうとせず、ていねいな距離の縮め方というのもアプローチのひとつなのです。


◆そして、とても大切なこと


セックスだけが戻ればいい、というわけでもないのです。


夫婦ふたりの関係性が心地良いものに改善された結果、解消されたというケースが多いからです。


だからこそ、些細だけどとても大切な「相手を思いやる」というご提案をしましたが、形式的にこれらをすればそれで解決する、というものでもありません。


この悩みを通して、ふたりの関係性を見直すチャンスなのです。
行為がないことだけを問題にすると、本質的な部分が改善されない場合があるからです。


本質的な部分というのは、ご夫婦の数だけそれぞれなのです。
関係改善についてのサポートが必要な時は、どうぞわたし達にご相談下さい。


実際のカウンセリングの現場においては、やはり奥様側からのご相談が多く、女性として「愛されていない」という感覚が強くありますから、その方に合わせたアプローチをしていきます。


相手を思いやる余裕すらないような時だってあります。
その際は、ご自分の傷を癒すことが優先される場合もあるからです。


セックスレスの理由はさまざまで、今回はその一例のご紹介です。
全てのケースに万能なわけではなく、専門のお医者様に相談すべきケースもあるでしょう。その点はご容赦ください。


参考になりますように。
他のケースについては、また書かせて頂きますね。


二匹
 







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