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カウンセリングサービスの大野愛子です。
私たちは無意識的に、心の中にある状態と外にある世界を一致させながら生きています。自分は価値のない人間だと心の中で思っていると、自分を大切に扱わせないことで一致させてしまうということになります。
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私たちは無意識的に、心の中にある状態と外にある世界を一致させながら生きています。自分は価値のない人間だと心の中で思っていると、自分を大切に扱わせないことで一致させてしまうということになります。
心理学には「自分を扱うように人からも扱われる」という法則があるぐらいですから、無価値感が強いと「どうぞ私を都合よく扱ってくださいとか、どうぞ私をどうでもよく扱ってください」というような言動をしてしまうのです。
もちろん、無自覚にやっていることなので、そうしようと思ってやっているわけではないのですが、これが私達の97%とも言われる無意識のなせるわざで、結果的にちゃんと一致するわけです。

◎自分を扱うように人からも扱われる
無価値感の強い人は「いつか嫌われる」「いつか捨てられる」と思っている人が多いので、心配性になったり、疑い深くなったり、嫉妬深くなる人もいます。
私も無価値感が強いほうでしたが、さらに無価値感の強い男性とお付き合いしたことがあり、その時は本当に大変でした。
当時私は美容師をしていたので、お休みの火曜日になると、よく外部講習に勉強に行っていました。すると、休みの日に勉強に行くというだけで、彼にすぐに疑いをかけられてしまうのです。「勉強といいながら、本当は男と会う約束をしているんじゃないか?美容師の男と会う約束をしているんじゃないか?」
私にやましいことはないので勉強に行くわけです。すると、携帯電話に着信がたくさん残っている。でも、勉強中だから出られないじゃないですか。すると「電話に出られないなんてやっぱり怪しい。男と会っているからじゃないのか?」
でもこれね、やられた方がどんどんうんざりするってわかりますか?「もういい加減にしてよ。いちいち疑われたらいやになるわ」とケンカになるわけです。すると、「ああ、やっぱり俺は嫌われるんだ」という彼の心の中と現実をどんどん一致させていくわけです。
当時、私は心理学を学んでいないので、そんなことはわからないわけです。でも今になれば「ああ、彼は無価値感が強かったから、ああなっちゃったのね」とわかるのだけど。
その彼は、よく言いました。「お前なんか信じられない」と。彼の深層心理では、私のことを信じられなかったわけではないのです。彼は自分自身のことが信じられなかった。
彼の人生のなんらかの経験により「俺なんて愛されるはずがない」という気持ちがもともとある。それが外側に投影されるので、「どうせお前も俺を愛さない」と見えてしまうわけです。投影の法則は、自分の心のなかにないものを映し出すことはできませんから。
だから、深層心理では、相手を信じられないわけではないのです。自分が愛される価値があるということが信じられない。つまりは、自分が自分を信じていないことが、外側に投影されて「お前なんか信じられない」と言っているわけです。

◎自分の使い方を変えると人からの使われ方が変わる
じゃぁ、無価値感が強い人がどうしたらいいのかというと、あの、なんのひねりもなくて、本当に申し訳ないのですが、価値がないのですから価値があるにすればいいのですね。
じゃぁ、無価値感が強い人がどうしたらいいのかというと、あの、なんのひねりもなくて、本当に申し訳ないのですが、価値がないのですから価値があるにすればいいのですね。
理屈上はそうなのですが、無価値感が強い人はどれだけ認めてもらっても、底に穴があいたバケツに水を入れるようなもので、自己価値を感じられないのです。
無価値感が強い人は、私は愛される価値がないと思うので、どうしたら愛されるかに意識がいきがちなので、どちらかというと依存的、被害者的、受け身的な態度になりがちです。
なので、その逆。自分から周りの人に、愛や価値や喜びを与え始めたとき、あっという間に変化が速攻で訪れてしまうのです。ある意味、変わりやすくもあるのです。
自分からやさしくする、自分から褒める、自分から笑顔で接する、自分から誘う、自分から行動を起こす、などを自分からする。どれだけ自分のことを無価値だと思っていたとしても、自分から笑顔で挨拶することぐらいはできますよね。
これは心の法則ですが、自分が与えた分だけ受け取ることができます。自分からにっこり笑えば、私はこんなに笑顔になれるんだなと自己価値を受け取れる。自分からやさしくできれば、私ってこんなにやさしいんだなと自己価値を受け取れる。
無価値感が強い人は、自分には与えられるものがなにもないと誤解をしています。私に何ができるのだろうか、私はどんな気分をあげられるのだろうかと考えてみてほしいんです。
私を愛してちょうだいと思っているときには、相手にどんな感情を感じさせているのかな?私から愛してあげているときには、相手にどんな感情を感じさせてあげられるのかな?
「相手にどんな感情を感じさせてあげようかな」と考え始めると、人は急にモテはじめるんですよ。自分がなにを感じているかではなく、相手になにを感じさせてあげようか。
人が人を好きになるのは、その人といる時にどんな感情を感じるのか?その人といて良い感情を感じられるときに、人はその人と一緒にいたいと思う。その人のことを大切にしたいと思う。
だって、離婚したいなと思うのは、その人と一緒にいる時に感じる感情がツライからですよね。その感情を変えることができたら、関係性は変わるかもしれないですよね。
自分が良い感情を与えることができると、そんなことができる自分のことが好きだなと思えるようになる。自己価値をあげるのは、自分から与えることがいちばんの近道なんです。
自分には与えるものがないもないというのが無価値感の誤解なのです。与えるものがあるとわかれば無価値ではなくなるのです。
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