茶色とクリーム色、コーヒー・イラスト、ウェルカムカード

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの大野愛子です。


今日、皆さんと一緒に考えたいのは、「休むことへの罪悪感」についてです。
安心してください。このタイトルに興味をもちクリックしてくださるのは、休むことを申し訳なく思う人ばかりなのです。


皆さんは、日本人が休みをとらない理由のトップ3をご存じでしょうか?
「人手不足」「職場のみんなが休んでいない」「お金がない」がトップ3なんです。


とくに、ギリギリの人数でまわしている職場、常日頃から忙しい職場だと、「自分だけが休むなんて…」という罪悪感をもちやすくなります。


日本人はもともと協調性の高い性質をもっていますが、休むことにも協調性を発揮しますので、「休むと迷惑がかかりそうだな」とまわりの空気を読んでしまうのです。


ここで、皆さんに質問です。
質問:「休みたいな」と思ったときに、どんな罪悪感がわいてきますか?


回答例)
・まわりに迷惑をかけちゃうな。
・お金、大丈夫かな…
・休んだあと、もっと忙しくなりそう
・かげで誰かに文句言われそう。
・こんなに忙しいのに休めるわけがない。


1分ほど自分に意識を向けて考えてみてください。
そのあとに思い浮かんだものをメモに書いてみてください。

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なぜ、これを書いていただいたかというと…
「休みたくても休めない」という背景には、必ず休むことへのマイナスイメージがあるからなんです。


「休む=迷惑をかける」「休む=お金が減る」「休む=誰かに文句を言われる」のように、休むことがマイナスのイメージとセットになっていると、休みたくても休めなくなるのです。


なぜならば、休むことはマイナスでしかないから。心の方程式としては、休んでもなにもいいことがないことになってしまいます。


休むことがマイナスのイメージとセットになっていると、なんらかの理由をつけて、休まないことを「正当化」しようとします。


「休んだところでやりたいことがあるわけじゃないしな…」
「どうせ休みをとっても寝ているだけだしな」
「夏休みか年末年始にまとめて休もう」


何らかの理由をつけて、休まないことを正当化する。今日のみなさんは、ちょうどこの「正当化」の状態にいる方が多いかもしれません。正当化しなければいけないぐらい、私たちは休むことに罪悪感があるのです。


欧米人は「休むために仕事をする」というバカンス文化がありますが、日本人は「仕事をするために休みがある」というような、働くために休んでいるようなところがあるのです。


罪悪感は「うれしい、たのしい」という感情を殺してしまう性質があります。かりにお休みをもらって、どこかに旅行にいったとしても、罪悪感があるとちっぽけにしか楽しめなくなるのです。


その罪悪感は、旅行から帰ってきても続きます。休んだお詫びの品として、職場にたくさんのお土産を買って帰る人。休み明けはいつも自分を忙しくさせてしまう人、自分に負担のかかるような仕事ばかりを引き受けてしまう人は、その典型例です。


これは、お土産を買って帰ってはいけないという意味ではないのです。お土産が、「おかげさまで楽しかったです!ありがとうございます!」という感謝の品なのか、「休ませてもらって申し訳ありませんでした」というお詫びの品なのか。お土産がどのような感情にラッピングされているのかが、重要ということです。


休むことは悪いことではありません。でも、休むことに罪悪感があると、誰にも責められていないにもかかわらず、休み明けは残業したりして、ついついお詫びの行為をしてしまうのです。

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罪悪感というのは、ひじょうにやっかいな感情です。ですから、罪悪感を断ち切ろうなどという無謀な挑戦をすることを私はあまりお勧めをしません。


休むことへの罪悪感を断ち切ろうとするよりは、休むことにプラスのイメージをセットしたほうがいいのではないかと考えます。


例)休むことのメリット一例

「休むことでもっと良い仕事ができる自分にリセットできる」
「頑張ることも大事だけど、同じぐらい休むことも大事」
「疲れていると感じたら休むという勇気も必要だ」
「仕事を休まない人は周りに迷惑をかけている」
「長く働くためには休むことも必要だ」
「休むことで見えてくることもある」
「疲れていてはなにもできない」
「しっかり働きしっかり休もう」…など。


私の最強のプラスイメージは、「休むことも仕事のうち」
今では「休んだらいい仕事ができる!」とまで、思っています。


休むことのプラスの面に目を向けることができると、罪悪感をやわらげることができます。


あ!ちなみに「休む=なにもしない」ではありません。
自分の心地よいと思うことをする、ということです。


「最近、よく休めていないな」と思うのであれば、休むことのプラスの面に目を向けてみてください。それは甘えではなく、自分を健やかに保つために必要なことなのです。



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