
あなたは、人を好きにならないように努力したことがありますか?
「人を好きになるって、なんかこわいんだよね…」と感じたことがある人には心当たりがあるかもしれないですね。今日はそんな人に読んでほしいお話です。
目次
人を好きにならないように努力したこと、ありますか?
1.自立マインド強めではありませんか?
2.人を好きになると何が困りますか?
3.親密感への怖れがありませんか?
4.お母さんのことが好きですか、嫌いですか?
人を好きにならないように努力したこと、ありますか?
1.自立マインド強めではありませんか?
2.人を好きになると何が困りますか?
3.親密感への怖れがありませんか?
4.お母さんのことが好きですか、嫌いですか?
1.自立マインド強めではありませんか?

人を好きにならないように努力する人は、“自立マインド強めな人”に多い傾向かもしれません。そこには“いろいろ傷ついている人”も含みます。
人を好きになることは、とても感情が揺さぶられること。とくに恋愛がそうですが、自分の感情が揺さぶられることに不安定さを感じてしまうのです。
「人を好きになると相手のことばかり考えてしまいそう」
「好きになると、なんか負けた気がする」
「恋愛をするととたんに自分が無くなってしまう」
「好きになると相手に依存してしまいそうな気がする」
「いつもの自分でいられなくなる」という感じかもしれませんね。自分のことなら自分で考えてどうにでもできるのですが、そこに“誰か”が入り込んでくると、とたんにどうしていいのかわからなくなってしまう。
そんな人が誰かを好きになると、どうなると思いますか?
だいたいは、挙動不審になるんです。もっとわかりやすくいうのならば、“好き避け”といえばいいのかな。
好き避けとは、好きゆえに避けてしまうこと。相手に好意を寄せているのに、思っていることと逆の行動をしてしまうことです。相手に自分の好意が伝わることが怖くて恥ずかしいので、本当の気持ちを隠したくなってしまうんです。
気持ちを隠すために何をするかというと、距離を取りたくなったり、そっけなくしたり、クールにふるまったり、連絡を減らしたり、無表情になったり、けなすようになったり、興味がないフリをするんです。
でも、なんかこれ。される方にしたら嫌われているとしか思えないような行動ばかりですよね。でも、これこそが「人を好きにならないための努力」としてやっていることなんです。
2.人を好きになると何が困りますか?

「私、ちょっと当てはまるかも…」という方、いますか??私はすごくこの気持ちわかるなと思うんだけど(笑)
そんなときには、まずはこう問いかけてみてくださいね。「好きになってしまうと、何がそんなに困るのかなぁ?」と。
好きになると困る理由があるはずなんです。たとえば、好きになると相手の気持ちが気になり過ぎるとか、相手のことを知りたいけれども自分を知られるのはこわいとか、好きになるのもこわいけれど嫌われるのはもっとこわいとか…。
でもね、多分そのこわさって、「昔、誰かとの関係性でも同じ気持ちを感じたことがあるから」だと思うんです。
過去の恋愛で誰かにふりまわされていたり、信じていた人に嘘をつかれたことがあったり、好きだった友達に嫌われたような経験があったり…。
すると、誰かを好きになるために、心を開くことそのものが、なんだか抵抗感が出てきてしまうんですよね。また好きになって傷つくぐらいなら、最初から好きにならないでおこうと考えても不思議はないと思うんです。
3.親密感への怖れがありませんか?

これは、ある程度距離が近くなったからこそ、感じる抵抗感でもあるんです。心理学的には“親密感へのおそれ”といいます。「相手と親密になる」=「また傷つくことが起きる」という感情が起きて、親密になることを避けたくなるのです。
カウンセラー的には、「お父さん、お母さんとの距離感どうだったのかな?」と聞いてみたくなるところかな。
多くは、「お母さんは私に否定的だった」「お父さんは私に無関心」「家族全員がバラバラな感じだった」なんて答えが多いでしょうか。
子供の頃はお母さんとの距離が一番近かったわけですから、その影響はかなり受けるわけですよね。その次はお父さんとの関係性の影響が出やすくなりますね。
もっとも近い両親との関係性で心の痛みがあると、誰かと同じように近い距離になったときに、かつての古傷がズキズキと痛みだしてしまうのです。
「この人も私を否定するんじゃないか?」「この人も私を愛してくれないのではないか?」「結局、さみしい思いをするに違いない」といった具合に。
親子関係における感情はパートナーに映し出しやすく(投影)、好きな人ほど近づくのがこわくなってしまうんですね。
4.お母さんのことが好きですか、嫌いですか?

もしあなたもこのようなパターンがあるのであれば、ちょっと子供の頃のことを振り返ってみてはいかがでしょうか?
「甘えたくても甘えられなかった小さな子供」がいるかもしれません。心に傷を抱えているのは、じつは子供時代のあなたなんです。
インナーチャイルドセラピーで、心のなかで子供時代の自分と向き合うことを、カウンセリングのなかでは行うことがあります。ここはとても大切な回復のプロセスです。
課題として「お母さんにしてほしかったこと30個」「お母さんにしてもらったこと30個」をノートの書きだしてもらうことがあります。
さらに「お母さんへのごめんなさい30個」「お母さんへのありがとう30個」まで書けると良いですね。
何のためにこれをするかというと、お母さんに対して感じる感情を変えていくことで、人に対する感情を変えていくためのひとつのワークです。
お母さんがしてくれなかったことへの文句は子供目線で書けますが、お母さんがしてくれたことへの感謝は大人目線でなければ書けません。
「親も未熟で上手に愛せなかったのだ。そのなかでもしてくれたことがある」とほんの少し理解することで、心の痛みをやわらげていくのです。
心の痛みがやわらげば、人に投影する感情もだんだんと変わっていきます。このあたりの書き出すワークはご自分でもできますので、取り組んでみられると良いかもしれませんね。
もしうまくいかない恋愛をくり返しているんだとしたら、親密感へのおそれがあるのかもしれません。よかったら今日のお話しも参考にしてくださいね。
今日は長くなっちゃいましたね。読んでくださりありがとうございました。「私の場合はどうなの?」と思われた方は、お気軽にカウンセリングでご相談くださいね。お待ちしております。