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いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの大野愛子です。


「まだ彼のことが忘れられないんです…」
別れて半年もたつのに心の傷が癒えない、そんなご相談を頂くことがあります。


ある日は悲しかったり、ある日は悔しかったり、ある日は腹が立ったり、ある時はさみしくなったり


感情は刻々と変わっていくのですが、あの失恋のことが頭にこびりついて離れないのです。


「これは彼への執着なのだろうか?」
そう考えてもみるのですが、彼とやり直したいわけでもないのです。


「やり直せるとは思っていないし、もうあんなつらい思いはしたくないです。なのに、なぜ忘れることができないのでしょうか?」


自分でもどうしてなのかよくわからない。そんなご相談、最近ますます増えているんです。


それは失恋の後遺症なのかもしれない

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こんな時のカウンセラーは、あなたが口にした「もうあんなつらい思いはしたくない」という言葉に注目をしています。


「ああ、彼のためにだいぶ頑張ったんだろうな」
「嫌われないように必死だったんだろうな」
「たくさん我慢もしたんだろうな」


…とそんな思いを感じながら聞いているのです。


恋愛における我慢や犠牲というのは、その恋愛がうまくいっている時はまだ報われているんですよね。


ちょっとぐらい我慢をしたって、その辛抱で彼の愛情が手に入るのならば、それで良かったのです。彼からの愛情という報酬があったから。


言いたいこともいわず、やりたいこともせず。彼のことが好きだからという一心だけで、我慢ができてしまったのです。


でも、その恋が終わりを迎えてしまった今、「あの我慢はいったい何だったのだろうか?」と思っても不思議はないのです。


報われない我慢や犠牲は、うらみ・つらみに形を変えて心に残り続けることがあります。イライラモヤモヤチクチクとくすぶり続けるのです。


「ああ、なんかこの感覚、私にはわかるような気がする」という方は、普段から怒ることができない人、怒りを表現することが苦手な人に多いだろうと思うのです。


傷をいやす処方箋

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「あんなに我慢したのに」「あんなに頑張ったのに」
なんとか彼に文句を言ってやりたいという思いが出てくることもあります。


ですが、実際にそれをやったところで、文句を言ってしまった罪悪感が残り、さらなる気分の悪さを自分に与えることになってしまうでしょう。


そもそも怒れない人、怒りたくない人だからこそ、こうなっているのです。


こんなときは、ていねいに感情を吐き出していくことをおすすめしています。


話して大丈夫な相手、たとえばカウンセラーなどに受け止めてもらいながら、まずは聞いてもらうこと。


感情は身体のなかに溜まります。話すことは、放すこと(離す)というぐらいですから、心の中からていねいに解き放っていく必要があります。


どうしても話すことができないのならば、ノートに自分の手で書いていくことでも構いません。


誰に見せるものでもありませんから、自分の心のなかを映し出してしまうつもりで。書いたあとは破って捨ててしまえばいいのです。


そして、カウンセラーとしては、「あなたの我慢のルーツ」が気になります。


あなたが我慢してきたのはなにも恋愛だけではなく、家族、職場・友人関係であっても、同じように我慢してきているはずなのです。


「なぜそんなに我慢するようになったのだろうか?」「それはいったい何のため?」「我慢をすることで誰を愛そうとしたのだろうか?」というところはチェックしておきたいところです。


恋愛だけ我慢を止めることは難しいのです。日常のなかで、今まで我慢していたようなシーンで我慢をやめることができれば、ここから先の恋愛も変わっていくことでしょう。


恋の終わりは、その人の人生に大切なメッセージを送ってくれます。
そのメッセージを受け取れたときに、その恋も手放せることが多いんですよ。


たとえ失恋であったとしても、あなたにとって絶対にムダな経験ではありませんので、よかったらお話しを聞かせてくださいね。


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