LOVE




「関係が近くなると距離を取りたくなる」という人がいます。


仲良くなりたいけど、仲良くなりそうになると、ココロがソワソワと落ち着かなくなり、そっけなくしてみたり、しまいには音信不通というカタチで関係を切ってみたり。


「なんてことをしているんだろう」と自分でも思うのですが、自分から仲良くしたいと思っていた人であってもそうなってしまうのです。


なぜだかわからないけれど、居心地が悪くなってきます。


すると・・・。メールの文字数とか少し減らしてみたり、会う時間を少しだけ短くして早く帰りたくなったり、「今ちょっと忙しいんだ」というアピールをしてみたり。


そんな些細なところから、もぞもぞと距離を取り始めようとします。それでも本人的にはグッとこらえているつもりです。


しばらくすると、むしょうにひとりになりたくなり。億劫になるので、お誘いも断ることが多くなります。


すると、今度は相手からこんなメールが来るのです。


「最近元気ないけど、どうしたの?」
「なんかあったの?」


でも、そう言われると、
「あぁ、まただ。こういうのがなんか苦手なんだよね。」
と思ってしまうのです。


これが、彼氏だったりすると困るのです。というか、これがあるから彼氏も作れないのが悩みのタネだったりもするのですが・・・。


本当は恋もしたいし、仲のいいオンナ友達も欲しいし、一緒に旅行とかも行ってみたい。だけど「長時間一緒に過ごすのは、今は無理!」という感じなんですよね。



ん?あなたもこの気持ちわかる??

ルーム











さて、ここからはちょっとカウンセラー目線のお話をしましょう。


「距離が近くなるほど、心を許せない」
そんな人は、少なからずいます。


仲が深まらないといいますか、どこまで行っても他人行儀といいますか。どこか深い関係を築くことができないという悩みです。


こんな感じに馴染みがある人が多いです。



・いつも自分だけが浮いている気がする
・周りの空気に馴染めない感じがする
・大勢の中にいるときになぜだか孤独感を感じる
・ここにいていいのだろうかとソワソワすることが多い



いずれも、「なんとなくなんだけど、人と自分の間に距離や壁があるように感じるんだよね・・・」という感覚です。


さみしさに慣れっこな人が多いかもしれません。


こういう人に、「いつからさみしかったのだと思いますか?」と聞いてみると、「いつ頃からなのかは覚えていません。ずっと昔からのような気がします。」と答えることがほとんどです。


ひんやりとした広いお部屋にひとりでぽつんと膝を抱えて佇んでいるような心象風景があります。だから、少々広めのパーソナルスペースを必要とします。


(※パーソナルスペース:心が傷つかなくていい、心が安心する距離感のこと)


たとえば、あなたがパーソナルスペースを広く取りたがるようなタイプだと、相手はあなたが自分に対してバリアを張っているかのように感じるでしょう。


ですが、人に対してバリアを張らなければならない人は、「自分で自分を守らなければいけないと思っている人」です。


人を避けているというよりは、「ちょっとこわい」のですね。自分の心の中に誰かを招き入れることに臆病になるのです。


小さい頃、お母さんとちょっと距離があった人に多い傾向だったりもします。


なにか不安や悲しいことがあったとしても、それをお母さんにはどうしても話すことができなかったとか。話してみたこともあるんだけど、むしろ、「しっかりしなさい」と叱られたことがあるとか。


妹や弟がお母さんに甘えている光景を、いつも遠くから眺めていたような感じがするとか。お母さんは、いつも自分の側にいてくれなかったような気がするとか。


子供の頃の親との距離感というのは、その後の人間関係の距離感に「比例」するようなところがあるのです。


ですが、もう慣れ親しんでしまった距離感ですから。さみしくないわけではないのですが、それが「いつもの感じ」なのです。


いい子で親に甘えず、大丈夫なふりをする。
いつでも自分で、なんとかしようとする。


そうやって親を愛してきたであろう、子供時代からの心のクセの名残があります。


本当は、お母さんに助けてほしかった、認めてほしかった、見守ってほしかった、受けとめてほしかった、というような気持ちを抱えている人がとても多いです。


ですが、知って欲しいのです。
我慢をすることや、迷惑をかけないことや、良い子でいることや、ジャマをしないでいることが、あなたの存在価値ではないのです。


あなただってそろそろ、人との繋がり、あたたかさ、やさしさ、やすらぎ、安心感などを、自分から求めてみても良いのです。


こんな人の課題は、「ちょっと誰かに頼ってみる」「大丈夫なふりをやめてみる」というところからでしょうか。


なにかあったら、頼ってもいい。
困ったことがあれば、助けてもらっていいんだ。


そんな感覚を養っていくことが、人との距離を近づけていく方法のひとつでもあるのです。


あなたは人を近くに感じていますか?
それとも、いつでも遠くに感じていますか?


親との距離感は、パートナーとの距離感にとても影響を与えるものですから、一度見直してみてはいかがでしょうか?


恋愛が始まらない、恋愛が短期間で終わってしまう、遠距離恋愛ばかりなどのケースに、案外と多い心のパターンです。

「もしかしたら、私も?」と思う方は、ご相談くださればと思います。


チェア











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