「友人が失恋して落ち込んでいるんですよね。
励ましてあげたいんですけれど、どうしていいかわからなくて」

時々ある、こんなご相談。
今日は、そんなお友達にどう接してあげたらいいのかというお話です。

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落ち込んでいる人を見ると、ついこう言いたくなるものです。

「明るく前向きに考えようよ」
「いつまでもクヨクヨしても仕方ないよ」

たしかにそのとおりなのですが、心の傷が癒えていない時期には、この言葉がなおさらつらかったりします。

人のこころというのは、感情を感じて表現することで癒されるように出来ています。

かなしい。つらい。
さみしい。くやしい。

多くの人は、その気持ちを感じるのがイヤなので、感情を抑え込もうとします。
ですが、癒しが進まない一番の原因は、感情を抑え込むことなのです。

周りの人が出来ることというのは、その感情を抑え込もうとしないことです。
「そうだよね。つらかったよね。」と、ただ寄り添ってあげましょう。

なんのアドバイスもいりません。
解決してあげようとしなくていいのです。

否定せず、ただ寄り添う。
それがまず出来ることなのです。

「あなたをこんな目にあわせるなんて、最低!」
「あんなやつ、別れてよかったんだよ!」

悲しんでいるお友達を見ると、ついそう言いたくなります。

悲しいのは、それだけ好きだったからですよね。
相手を愛していたからこそ、つらいのです。

失恋した時につらいのは、相手からの愛をもらえなくなることではないんですよね。
自分の愛を受け取ってくれる人がいなくなって、悲しくてつらいのです。

別れを経験した人は、自分を責めていることが多いです。
罪悪感いっぱい、無価値感いっぱいで、そこから抜け出せずに苦しんでいます。

『それだけ愛したんだね。精いっぱい愛したんだね。
そんなに愛せるなんて、あなたは愛情深い人なんだね。』

その人のもつ愛の部分に寄り添ってあげましょう。
それだけでじゅうぶん、救いになると思います。

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その上で、ひとつお話しておきたいことがあります。

このようなお友達思いのご相談をくださるのは、共感能力の高い方が多いです。

わたしに出来ることがあれば、なんとかしてあげたい。
お友達のこころの痛みを、自分が感じて引き受けてしまうぐらいの方もいます。

出来るのは、寄り添うこと、否定しないこと、愛を見てあげること、乗り越えられると信じてあげること。

その人の乗り越える課題であって、あなたが解決する課題ではないことを、
しっかりとこころにとめておきましょうね。

紅茶








そして、そんなご相談をくださる方に、わたしがいつも最後にお伝えすることがあります。

いつも誰かの気持ちを優先していて、自分の気持ちがわからなくなることがありませんか?
あなた自身も、自分の気持ちを大切にすることがテーマかもしれないですね。

今日はお友達のお話だったけど、よかったら今度は、あなたのお話も聞かせてくださいね。