ご夫婦で面談のカウンセリングに来てくださることがあります。


それなりの問題を抱えた中で、苦しい中で、それでも向き合おうとするのですから、じつは修復の可能性に満ち溢れているのです。


ですが、ご本人達にしてみたら、あまりの苦しさにまるで暗闇の中にいるような思いです。


傷つきすぎて、相手を責めてしまうこともあるし、
苦しすぎて、目をそらしてしまうこともあるし、
悩みすぎて、黙りこんでしまうこともあるでしょう。


そんなご夫婦を目の前にした時のカウンセラーというのは、仲介役というよりは通訳のような役目を果たします。


ご主人さまの本当に言いたいことは、こういうことなんですよ。
奥さまがしてほしいことは、本当はこういうことみたいですよ。


それがご主人なりのやさしさのかたちなんですよ。
奧さまは、少し意地を張ってしまったんですね。


通じ合わなくなっているだけ、わかりあえなくなっているだけ。
意地を張っているだけ、やさしくできなくなっているだけ。
聞こうとしていないだけ、聞こえないふりをしているだけ。


相手を思いやっているのだけど、上手く通じ合わない「ひずみ」が起こっている。そんなことが、いっぱいあります。


見ている立場が違うことによるひずみなのです。夫婦といえども、見え方感じ方が違うのですから、それは当たり前のことです。


相手さえ変わってくれれば、こんな思いをしなくてもいいのに。
それは、多くの人の心の叫びです。


どちらもそう思っているところに、ひずみが出るのです。
どちらが先に変わると決めるか、ただそれだけなのです。


いつも思うのは、逃げ出したいぐらいの現状の中で、それでも向き合おうとすることで、そこに絆を作っていることもあるということです。


こじれているだけで、そこにも絆はあります。


おひとりでも、おふたりでも、悩んだ時にはお越しください。
悩みつかれてへとへとならば、なおさらです。


面談ルームのお部屋をあたたかくして、お待ちしております。



砂糖と珈琲









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