複数の恋人がいたり。
恋人の他にも好きな人がいたり。
そんな恋愛をしている当事者からのご相談を頂くことがあります。

それがいわゆる不倫である場合もあれば、恋人に内緒の浮気心である場合もあります。

当事者であるご本人も、どこかで「このままでいいとは思っていないから
相談をして下さるのです。

ですが・・・。
そんなパートナーをおもちの方、
そんなタイプを好きになっている方にしたら、「二人とも手に入れようっていうの?両方と上手くやろうっていうわけ??」と、思わず言いたくなるようなお話です。

今回のこの記事を読んで下さるのであれば、「そんなやつらのことを理解しろって言うワケ?」と思ったら、怒りが出てくるのがあたり前です。

ですから、「そういう心理なのね」という目線で、
お読みいただくことをオススメいたします。

※いろいろな立場の方が読むブログですので、不倫や浮気の是非ではなく
心理的な側面から書かせて頂くことを、どうかご了承ください。

◆心の渇き。そして痛みどめのような恋。

心理学的には、「自己重要性」というのですが、
わたし達は誰かにとって重要で大切な存在でありたいと願っています。
誰かに必要とされることで、ようやく「自分の存在価値を感じられる」
という人もいるでしょう。

誰かに「好きだ」と言われることは、
わたし達にとって大きな満足感をもたらすものです。
相手が好きな人ではない場合でも、好意を寄せられること自体は、
どこかで自分の価値や魅力を感じられる出来事なのです。

自分に自信がなかったり、自分で自分を好きになれない人は、
誰かからの好意を心の渇きを潤すかのように求めているところがあります。
愛情への飢餓感とも言えるのかもしれません。

◆決められない。

誰かからの好意を感じると、それを「自分の手元に置いておきたい」
というような心理が働くことがあります。
自分に対する好意を手にした時に、今度はそれを失いたくなくて、
まるで多くの保険をかけるようにさらなる好意を集めようとすることがあるのです。

男性であればプレイボーイという感じになるのかもしれませんが、
男性に限ったことではありません。
男性であれ女性であれ、「誰かひとりに決めることが出来ない」という点では、
この心理は共通しています。

単純に「浮気心」という言葉だけでは片づけられない「何か」が、
そこに存在することも確かなのです。
誰かに好きだと言ってもらえることで、自分の存在価値を感じられるということは、
自分自身ではその不安を解消する術がないからなのです。

もしかしたら、自分で自分ことは好きになれなくて、誰かに好きになってもらうことで、
自分の存在価値を確かめてしまうようなところがあるのかもしれません。

◆決められない理由。

ひとりに決めれば、もうひとりを傷つける結果になる。
自分に好意を寄せてくれる複数の相手に対して、傷つけることを避けようとすれば、「誰も選ばない」というような結論になるのかもしれません。

それに直面することを避けたい(誰かを傷つけたくない)という心理も、
こころの裏側では働いているのです。

それを、「ずるい!」と言ってしまうことは簡単なのですが、
「だれかひとりだけ」に決めることを恐れる人は、「じぶんひとりだけ」になることが最大の恐れなのかもしれません。

◆そんなパートナーをもつ方に。

そんなパートナーをもつ方の苦しみというのは、とても厳しい悩みになるだろうと思うのです。
「それでもこの人と歩んでいくのだろうか?」という自問自答に苦しむこともあるでしょう。

そこには、あなたと相手を繋いでいる「何か」があることも確かなのでしょう。
でも、そんなあなたが辿りつく場所は、「考え抜いた結果、でも、これがわたしの結論なのです。」
というところかもしれません。

「それでもこのパートナーを選んだのは、自分である。」と捉えなおしてみた時、
ふたつのものに揺れ動き悩む時は、わたし達は「自分の本当の気持ち」を探そうとしているのです。

これは恋愛だけに限らず、仕事やライフワークにかかわるようなことでも起こりうることです。
ふたつのもので迷う時は、「どれが自分の本心なのか」を探し始めているのです。

むしろ、ひとりのパートナーと人生をかけて共に歩んで行きたいと願う人ほど、
この悩みを抱えやすいのかもしれません。
一番望んでいることは、誰かひとりをひたすら愛し続けるような、そんな関係に思えてならないのです。

自分の本当の気持ち。
相手よりもあなたの方が先に、そこに辿りつくこともあるのかもしれませんね。

心が迷子になった時は、わたし達にもご相談下さればと思います。
参考になりましたら幸いです。

(2013-2-21 AmebaBlog恋愛テクニック掲載分)

<このお話のポイント>
どの立場からの目線で読むのかで、感じ方が違うはずです。
浮気をするパートナーをもつ方も、その出来事によって大きく生き方を変えることもあります。
別れる、別れないだけで考えると見失いがちですが、幸せになるための選択というのは、必ず見つかります。