
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
今日はちょっとだけ、個人的なお話です。
心理学的なお話ではないけど、よかったら。
おかげ様でプロカウンセラーとして10年目を迎えました。
すっかり忘れていたんですけれども、気がつけば10年経っていたんですね。
カウンセリングをご利用くださる皆さんのおかげで、
10年も活動してこれました。本当にありがとうございます。

40歳、デビュー当時のプロフィール写真。
緊張しすぎてまったく笑うことができなかったためこんな顔。
もともと美容師をしていた私が、「離婚したくない一心」で学び始めた心理学。
べつに夫婦仲が悪かったわけではないんです。
ただ、母のような人生を歩みたくなかった。
正直、その一心からでした。
私の母は5回結婚しています。
つまり4回離婚をしている。
私はそんな母が好きではありませんでした。
だって、母親というよりは女としての人生を歩んでいるように見えたから。
母は、私とまだ小さい弟をおいて家を出ました。
浮気をしたのは父で、母は悪くないのに。
なのに、子供をおいていくなんて。
母にとって、私はいらない子なんだ。
そんな誤解がずっとあったのです。
私の心のなかには、どこか見捨てられ不安があったのです。

43歳、講演やワークショップの講師を始めた頃かな。
巻き髪が流行っていたんだよね、当時は。
子供と別れ、ひとりで生きていくことになった母の頼る先は、
どこかの知らないおじさんたち。
母にとっては新しい夫になる人だけど、
私にとってはどこかの知らないおじさん。
どのおじさんも好きにはなれませんでした。
母が4回目の離婚をしたときに、
私はついこう言ってしまったのです。
「あのね、お母さん。そんなに何度も離婚をするのならば、
もう結婚なんてしなきゃいいんじゃないの?」
母はとても悲しそうな顔をしましたが、
こう言ったのです。
「あのね、お母さんはいつも真剣に人を愛してきただけだよ」
よくわからないけど、
母は幸せを諦めない人なんだな。
母が心から幸せに笑う顔を
いつか見たいと思うようになりました。

45歳、カメラマン氏の腕がよくだいぶ盛って撮れた。
「実物とだいぶ違いますね…」と何度となく言われた写真。すみません(笑
私も私なりに、母に向き合ってきました。
自分よりも経済力のある父のもとにいたほうが幸せだろうと願って、
子供をおいて家を出た日のこと。
姉弟をバラバラにするのはかわいそうで、
どちらも引き取らなかったこと。
そこに愛がなければ、
きっとできなかったであろう選択。
そういうものは、心の世界を学ばなければ、
一生わからなかったものばかりです。
カウンセラーになって10年。
気がつけば、私のもとを訪れる人は、
幸せを諦めない人ばかりになっていました。
皆さん、自分の力で幸せになって、
カウンセリングを卒業していきます。
私はなんて幸せな仕事をしているんだろうと思うことがあります。
これからも私はそんな人達の応援をしていくのでしょう。
さぁ、またここから10年。
どんな幸せを諦めない人と出逢えるのか楽しみです。
私にとって幸せを諦めない人ひとりめは、
母だったのかも。

49歳、髪を切り気分を一新してのスタートです!
これがいちばん私らしい。
50歳になった、私の個人的な話。
読んでいただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
大野愛子

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