こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
「なぜか恋愛がうまくいかないんです」というご相談をいただくとき、過去の不倫の経験が傷跡になっていることがあります。
もう卒業したはずの不倫なのに、「してはいけないことをした」という罪悪感が今の幸せを阻んでいることがあるのです。
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不倫の恋を終えて、2年。
ようやく新しい彼とのお付き合いを始めました。
彼はとても優しい人で、結婚を前提にお付き合いをしてくれています。
申し分のない彼で、とてもやさしい人なんです。
でも、いいんでしょうか。
こんな私が幸せになっても。
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「これでようやく私も幸せになれる」と思えないところが罪悪感の罠なんですね。
もちろん、幸せを感じています。
でも、こんな私が幸せになっちゃいけないような気がするのです。
人によっては、彼と親密になることを怖れます。
ケンカが増えてしまうこともあるでしょう。
人によっては、わざわざ困難な恋愛に身を投じます。
振り向いてもらえない人ばかりを好きになることもあるでしょう。
少数ですが、自分が浮気をして関係を壊してしまう人もいます。
幸せがやってきそうになると逃げたくなってしまうのです。
不倫後の後遺症は、とても巧妙に罠を仕掛けてきます。
これがあると、自分に幸せを許せなくなってしまうのです。
不倫というのは、秘めたる関係ですから。終わった後も心の奥深くにしまい込まれています。
ひとりで抱え込み、罪の重みを感じる分だけ、「こんな自分には幸せになる資格がない」という恐れを作りだすのです。
まるで、追われている逃亡犯のような感覚を無意識にもっている人もいます。
もちろん、してしまったことはよくないことかもしれません。
傷つけてしまった人もいるかもしれません。
でも、同じことを繰り返したくないから、自分を責めているのではないでしょうか?
だとしたら、過去の経験は学びとして、自分を責め続ける必要はないのです。

こんなときのカウンセリングでは、「自分自身を受け入れること」から始めていきます。
もし不倫をしちゃったのだとしたら、「どうしてその不倫が必要だったのか?」について、考えてみます。
「してはいけないこと」と決めつけるのではなく、「そうするしかなかったのだとしたら、それはどうしてなのだろう?」という理解の目で自分を見ていくのです。
「もしそうしなければいけない理由があったのだとしたら?」
そこにはなんらかの理由が、必ずあるはずです。
あまりにもさみしかった。
理解してくれる人がいなかった。
誰かに頼りたかった。
不倫の心理には、どこかそのような痛みが隠されていることがほとんどです。
それを受け入れ、理解することが、罪悪感を抜け出すための一歩めになるでしょう。
責めれば責めるほど、人は追いつめられていきます。
そして、自己嫌悪した結果、「そんな自分にふさわしい現実」を作りあげてしまう人がほとんどです。
だから、自己嫌悪をやめるための一歩めが、そんな自分を受け入れること。
すなわち、なぜ不倫をしなければいけなかったのかを、ちゃんと理解してみることなんです。
そして、それは自分と向き合うことでもありますね。
同じことをくり返さないためにも、とても大切なことです。
でも、自分でするには、荷が重いかもしれませんから。
そんなときこそ、カウンセラーを頼っていただけたらいいと思うのです。
不倫の後遺症のカウンセリングは、少なからずありますから心配しないでください。未婚、既婚、問わずにあるものです。
「こんなひどい自分は受け入れられない」という思いがあると、自分のほうから相手を拒否していることだってあるのです。
相手と親密にならないとか、距離を取るという形でね。
そういう人をカウンセリングしていて思うことがあります。
「自分自身を受け入れたとき、はじめて自分のパートナーとちゃんと向き合えるようになるんだな」と。
「今度こそ本物のパートナーになるために必要とした学びだったのかも」と私はよく思うのです。
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