こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
誰にでも、停滞期はやってきます。
「なんかうまくいかない」「どうしようもない」
「しんどい」「ひたすらつらい」
「スランプかなぁ?」「私、なんか間違っている?」
どんな感覚でそれを感じるのかはさまざまですが、まさに「行き止まり」という感覚です。
人生においての行き止まりというのは、「その先がまったく見えない」というような時期です。
これまでは正しいと思っていたやり方、考え方・行動では、うまくいかなくなる時でもあります。
以前ならばそれでよかったけれども、ちょっと古くなってしまったような。
なにが、古くなった?
「自分が」です。
一度立ち止まって、「これまでの自分」「これまでの生き方」「これまでの関係性」を見直してみると良いかもしれません。
停滞期というのは、見直しをするにはふさわしいタイミングだといえるのです。
だから、そんな時期にカウンセリングにお越しになる方も多いですね。
「自分の発想や自分の枠」の中に、カウンセラーの視点というエッセンスを数滴入れてみるだけでも、今までなかった「新しい自分や新しい見方」を手に入れることも。
停滞期、いわゆるスランプの時期にいるときは、「自分が何者で」「何のために存在し」「何をするために生まれてきたのか」わからなくなるような感覚があります。
「これまで自分がやってきたことは、一体なんだったのだろうか?」
「これをすることに、どんな意味があるのだろうか?」
「そもそも、何のためにこんなことをしているのだろうか?」
というような感覚に翻弄されます。
それはとても疲労感のあるもので、まるで自分が無意味で無力であるかのように感じます。
ですが、それは「真実」ではないのです。
これまでが一旦崩れるからこそ、これまでにない「新しい方向」があることに気がつくことができるのです。
それはなにも、仕事が変わるとか、住むところが変わるとか、誰かと別れるとか、そういうことを意味するわけでもありません。
「自分を入れ変える」という感じです。
私の経験をとおしてお伝えするのならば、こういう時期の過ごし方にはコツがあります。
「今はそういう時期なんだよね」と認めること。
嵐の中をわざわざ出掛ける人はいません。
むりをせず、できることをこなし、停滞期という嵐が通りすぎるのを待つのです。
「動」を好む人は、それがとてもイヤなことだと思いますが、「静」の中にある自分を見つめ直すのにはとてもよい時間です。
ゆっくりと、自分と自分のまわりを見まわしてみてください。
ほころびが出てくたびれているようなものはないでしょうか?
それは、自分の身体かもしれないし、誰かとの関係性かもしれないし、時間の過ごし方かもしれませんし、プライドのようなものかもしれません。
それらのひとつひとつを手放すのか、もういちど手にとるのか、それはあなた次第です。自分にとってなにがたいせつであるのか、必ず感じられるでしょう。
さきほど、嵐を通り過ぎるのを待つと書きましたが、なにもしないことを意味するのではありません。
自分のほころびを見つめ直すことが、この時期の「あがき」「もがき」なのです。
だからラクではありません。
ですが、それがあるからこそ、抜け出すことができます。
停滞期は、人生の転換期。
嵐も過ぎれば、かならず青空が望めます。
私は時折空を眺めますが、その日お逢いした方の「未来」も眺めているのです。
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