今日はカウンセラーのひとりごと。
心理ネタでもなく、恋愛ネタでもなく、私の母のお話です。
良かったらお付き合いくださいませ。
* * *
私の父と母は離婚をしたために、私が母と過ごしたのは14歳まで。
離婚後の母は、ドラマにできそうなぐらい、どこか波乱万丈な人生を送っています。
落ち着いて母娘の時間を過ごすようになったのは、ここ数年のこと。
それぞれの人生があり、疎遠だった時期が長くありました。
時々遊びにくるのですが、母はとにかく料理を作りたがります。
「これは、あなたが小さい時によく作ったでしょ。」
と言われるのですが、「そうだったかしら?」と思うのです。
なんとも、反応の悪い娘。
なぜかあまり覚えていないのですよね。
でも、おかまいなしに楽しそうに作る母。
先日もお赤飯を作ってくれました。
お赤飯かぁ。お赤飯ねぇ・・。
そういえば、小学校の卒業式の日に食べたような記憶がうっすらと。
母の作るお赤飯には、甘納豆が入るようで、
「え?甘納豆入れるんだっけ?」という娘の言葉に、
「田舎のお赤飯は、甘納豆を入れるものなのよ。」と言います。
あまいあまいお赤飯。
私よりも、私の夫のほうが喜んで食べていましたけれど。
母が田舎に帰って、数日後。
二合のもち米と小豆が残っていました。
スーパーで甘納豆を買ってきて、母の作ったように炊いてみました。
うん、簡単にできた。
そっか、簡単にできるんだね。
そう書いて、お赤飯の写真をメールで送りました。
「ほう、おいしそうな・・・。笑いながらメールを見ましたよ。」
という返事がきました。
その返事を見て、ふと感じたのです。
娘に料理を教えるとか、一緒に料理をするとか。
そんなことを、母はずっとしたいと思っていたのだろうな。
今まであまり好きじゃなかったお赤飯。
美味しいと思ったから不思議ですね。
* * *
そうそう。
波乱万丈な母は、今の結婚がおそらく5回目なんですよ。
「毎回これが最後と思って、こうなった。」
という人です。
幸せをあきらめなかった人。わたしにはそう見えます。