KIra


「恋って、自分のことが好きな時に出来るものだ」
なんて言葉を聞いたことがあります。

確かに、そうかもしれません。
自分で自分のことが、「もう、ほとほと嫌なんだよね・・」
「ホント、自分でも自分にうんざりするんだよね・・」
というような時は、ただひたすら自分を嫌悪してしまい、恋する気分になれないですよね。

心理学的に見れば、投影の法則が働きます。

「自分でも自分が嫌い」⇒『人は自分を嫌うだろう』
「自分でも自分のことが受け入れられない」⇒『誰もわたしを受け入れてくれないだろう』

「自分で自分を見ている目」を『相手(他人や社会)に映し出してしまう』のですから、
そう思ってしまうのも無理もないお話です。

今日は、「なんだか今の自分、あんまり好きじゃないんだよね」と
感じている方へのお話です。

※ ※ ※

◆自分嫌いの心境    

「自分が自分じゃなければいいのに・・」と思ったことはありませんか?
わたしはあります。それはもう、数え切れないぐらいに。

自分を嫌ったままの状態で、他の人を見るとどうなると思いますか?
自分で自分を嫌っている時、自分への「評価」というものはとても低くなりますから、
他の人がとても優れているように見えます。

事実、他の人はとても優れている人かもしれません。
とても優れているように見えてもいいのですが、問題なのは
「誰かの素晴らしいところを使って自分を責めてしまう」ということなんです。

そして、自分を責めれば責めるほど「自信がなくなる」という悪循環にも陥るのです。

◆自分嫌いが作り出すのは、「コンプレックス」なんです 

たとえば、わたしは自分に対して、「ホント、つまらないヤツだなぁ」
と思うことがあります。
「洒落た会話が出来るわけでもなく、ユーモアがあるわけでもなく、
頭の回転が良いわけでもないし・・・」と思うわけです。

この辺りで止められたらいいのですが、
自分を責める思考はどんどん深みにハマっていきます。

「わたしに比べてAちゃんは、みんなを楽しませるのが上手だ。だからわたしは・・・」
「Bちゃんはユーモアがあるから、人に好かれている。それに比べてわたしは・・・」
「わたしは学歴もないし、ホント頭悪い。そんなわたしは・・・」

無意識に「誰かと比べて、なんてわたしはダメなんだろう」という比較をしています。
これが、誰かの素晴らしいところを使って自分を責めてしまうということなんです。

「コンプレックス(劣等感)」というのは、自分と他人の比較から作り出されるものです。
誰かと自分を比べた結果、「自分は劣っている」と感じたからこそ作りだされたものなのです。

コンプレックスというのは、正直なところ、誰にでもあるものだと思います。
何が問題になるかといえば、その「強さ」「大きさ」かもしれません。
なぜならば、自分を責めた度合いだけ、
「劣等感が強く大きくなる」=「自分を嫌いたくなる」からです。

◆そもそもその比較は間違っている 

自分と誰かを比べている時は、
自分のダメなところと相手の良いところを比べているのです。

「自分のダメなところ」VS「相手の良いところ」という勝負ですね。
どう見ても、勝ち目のない勝負をしているということです。

そもそも勝負するのがおかしな話なんですが、劣等感が強いと
「自分の良いところ」には、ちっとも目を向けていないのです。

ですが、自分のことがほとほと嫌になってしまっている時、
自分の良い面に目を向けるというのは、なかなか難しいのです。

無理やりに自分の良い面を探しだしてみたところで、結局のところ
「受け取れない(認められない)」のですよね。
そこが、なかなか難しいところなんです。

◆そこにこそある才能 

劣等感をもつということは、
「自分のダメなところと相手の良いところを比べている」と書きました。

その時にあなたがしていることは、「相手の人の価値や魅力」を見出しているのです。
実は、そこにこそ、あなたの才能があるんですよね。
あなたは、人の価値や魅力を見出す力に長けているのです。

もしその相手が「自分にはちっとも良いところなんてない」と自己嫌悪している人
であったとしたならば、あなたの言葉が、その人の救いになるかもしれません。

自分を嫌悪することがどれだけ苦しいか、知っているあなただからこそ、
伝えてあげられる「価値」というものがあるのです。
もしも、その価値や魅力を伝えてあげることが出来たら、
相手を喜ばせてあげることだって出来ますよね。

誰かの価値や魅力を、たとえ不器用であってもいいから自分の言葉で伝える。
わたし自身も大切にしていることです。
不思議なのは、「そんなことをしている自分は、なんだか好きだな」と思えることです。
そして、それが出来る時は気分がいいのです。

つねに、自分と誰かを比べて落ち込んでしまうという方、多いと思います。
そんなあなただからこそ、誰かの価値や魅力を伝えるということは、とても大きなトライです。
このトライを通して出来ることは、「そんなことが出来る自分は好きだな」と、
自分を愛してあげられるようになるということなのです。

※ ※ ※
(ここにある深層心理のお話)

最初の「投影」のお話に戻り、深層にある部分をひとつ例にして説明をしましょう。

「自分でも自分が嫌い」⇒『人は自分を嫌うだろう』
これがあると、人からの好意が受け取れないんですね。
(嫌いは信じても、好きが信じられないからです。)

好意を受け取れないばかりか、自分が誰かに好意をもつことを「迷惑だ」とさえ
思ってしまうこともあるのです。
「こんなわたしが好きになっても・・」という感じに。
人に自分を愛させないような振る舞いをする場合もあります。

どこかで「自分は迷惑な存在である」と、そう思うような体験があったのでしょう。
でもそれは、真実ではありません。

自分の痛みを超えて、誰かに価値や魅力を伝えることにより、
迷惑の対極にある、「わたしは人を喜ばせる存在である」という感覚があると、
心のバランスが取れていくのです。

そんなアプローチからのお話です。

LOVE
2013-10-10 AmebaBlog
恋愛テクニック掲載


KIra