こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
なかなか話しにくいであろう不倫のご相談。
不倫をしていると当事者であれば、なおさらでしょう。
「あの、言いにくいことで…あの、不倫の相談なんですが…」
躊躇しながら、申し訳なく思いながら、ご相談くださる方が多いところにも、その苦しさがうかがえます。
あのですねぇ、いいんですよ。だって、カウンセリングなんですから。
こじれてしまう前にご相談いただけたらと思うのですよ。

自分から別れを告げるものの、彼から連絡があるたびに心が揺れて。
そして、また元に戻ってしまう・・・。
不倫というのは、このような状態を繰り返します。
頭ではわかっているんだけど、でもやめられない。
そのような状態にあるときは、心が依存状態にあります。
彼との付き合いによって満たされる何かがあって、それを失うのが嫌でやめられない=依存状態です。
このような時は、「私は彼との関係で何を得ているのだろうか?」と考えてみることが、ひとつのポイントのようです。
私を必要としてくれるのは、彼しかいない。
そう思うのならば、「誰かに必要とされる」というところに自分の価値をおいているのかもしれません。
不倫とはいえ、ひとりになるよりはまだまし。
そう思うのならば、「誰かそばにいてくれること」に安心感を得ているのかもしれません。
こんなにも私を受け入れてくれたのは、彼が初めてだった。
そう思うのならば、「自分を理解されること」に心が飢えていたのかもしれません。
この関係から自分がなにを得ているのかを考えてみましょう。
彼がいないと「なにが不安になってしまうのだろうか」というところに向き合ってみてください。
向き合わないかぎりは、心はいつでも不安を抱えたままです。
なにを怖がっているのか、それを知ってあげてください。
「別れなければいけない」と考え始めたということは、心が依存状態から抜け出そうとしているということ。
でも、別れようと思ったからこそ、逆に強く執着が出てしまうという状態にぶつかることがよくあります。
これは、依存から抜け出すときに出てくる「禁断症状」に似ています。
この禁断症状にぶつかった時に、「私はやはり彼のことが好きなんだ」と思い、元の関係に戻ってしまうことがとても多い。
離れようとすることによって、むしろ強く相手を求めてしまうのですから、人の心はつくづくうまくいきません。
ですが、その時に大切なことは、そんな自分を責めないこと。
今の自分はこの状況を必要としている。
なぜこの状況を必要としているのだろうか?
そんなふうに自分を理解する目をもってみてください。
カウンセリングの現場にいて思うことは、「自分を責めれば責めるほどハマり込んで行く」ということです。
「そうするしか仕方のない理由(気持ち)があったのだろう」
私たちカウンセラーはそのような目線からものごとを見ています。
「この関係から自分がなにを得ているのだろうか?」
「彼がいないとなにが不安になってしまうのだろうか?」
別れる、別れないを考えるまえに、自分と向き合うことから始めましょう。
それが依存状態から抜け出すための大きな一歩めです。
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