こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。

『愛する事を教えてくれたあなた。今度は忘れる事を教えて下さい。』

作家であり哲学者でもあったアイリス・マードックの有名な格言ですが、どのような気持ちを込めたのだろうかと想像したくなりますね。

愛する人との別れ・・・かな?

恋愛においては、失恋ほどつらいものはないですが、今日はそんな人へ。

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彼からの「もう別れよう」という言葉。
そのひとことだけで、幕引きをしてしまった恋。


ずっと一緒にいられると思っていたから、こんな日が来るなんて思わずにいた。


目の前が真っ白になり、仕事も手につかず、めったに休んだことのない仕事を今日は休んでしまった。


彼のSNSをこっそりとみる。ブロックはされていないようだ。
どうしよう。私からブロックしたほうがいいのだろうか?


彼のアドレスはどうしよう。
私から削除して、姿を消してあげたほうがいいのだろうか?


別れを告げられたのはこっちなのに、振られたのはこっちなのに、なんでそんなことを私は考えてしまうんだろう。


「ばかみたいだなと自分で思うんだけど・・」
そういって、また彼女は泣くのです。

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そんな人を目のまえにすると、私はこんなことを思うのです。


「彼のことばかりを一生懸命に考えてきたんだろうな。」
「自分のことよりも、いつでも彼のことを大切にしてきたんだろうな。」


それを伝えると、「でも、ダメになっちゃってことは、無駄だったということですよね?」と、また涙を流すのでしょう。


そんなときはもう、何をしても何をいっても自分を責める言葉しか浮かんできません。


だから、しばらくは彼のことを好きなままでいてもいいと思います。


「無理に嫌いになろうとしても、早く忘れようとしても、なかなかむずかしいんですよ。どうしても考えてしまうだろうけれど、いまはそのままでいいと思いますよ。」


「彼のことを考えることがクセになっているから、いつものようにまた考えてしまうんですよね。」


「ただ、できればひとりで泣かないでください。あなたはつらいときにいつもひとりで泣くのだろうけれど、こんなときぐらいは誰かの肩をかりてみてね。」


もしかしたら、どうしても彼と連絡を取りたくなることもあるかもしれないし、実際にそうしてしまうこともあるかもしれません。


でも、友達なりカウンセラーなりのサポートがあれば、「ある程度のところ」でちゃんと止めることができます。


まぁ、でも。それぐらい彼のことを考えるひとって、「そんなことしても、きっと仕方のないことだから」とはじめからわかっている人も多いんですよね。

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これは、別れを受け入れるための必要なプロセスなのです。


あまり我慢しないでください。
泣きたくなったら泣いてください。


何度彼のことを話してもいいです。
何度も同じ話をして申し訳ないと思わないでください。


それだけ、誰かを愛したからこその痛みなんです。


振られたのに、まだ彼のことを考えるぐらいにやさしいひとですから。
あなたに愛されてきたひとって、本当にしあわせでしたね。


あなたのひとを愛したいという気持ちまで、どうか捨ててしまわないでください。
別れを受け入れたあとには、あなたの愛は次のパートナーへの贈り物になるのですから。


今はすこしだけ、自分と一緒にいてあげましょう。



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